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中村天風の言葉

2005年8月22日初版発行PHP文庫 2006年12月1日第一版第18刷発行 PHP研究所

因みに中村天風とは何者か!ご存じの方は多いと思いますがウィキペディアでは 日本の自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者。実業家、大日本帝国陸軍諜報員、玄洋社社員。孫文の友人であり、中華民国最高顧問の称号も持った。     天風会を創始し心身統一法を広めた 。

また、学生時代に喧嘩で相手を刺殺、日清日露戦争当時は軍事探偵として活動する。戦後結核にかかり、ニューソート作家の著作に感銘を受けて渡米し、世界を遍歴。インドでのヨーガ修行を経て健康を回復し悟りを得たとされる。日本に帰国後、一時は実業界で成功を収めるも、自身の経験と悟りを伝えるために講演活動を開始。その教えを学んだ各界の著名人の中には、松下幸之助など日本を代表する実業家も含まれる。 と概略では紹介されています。

※ニューソートとは(ウィキペディアより)
19世紀後半にアメリカ合衆国で始まったキリスト教における潮流のひとつで、一種の異端的宗教・霊性運動の一つという事の様です。

短い言葉の中に人生の生き方・考え方が凝縮されている様にも感じます。全て実践できればいいですね~。

七月の言葉

*三日 人生の不幸の原因

人生の不幸と云う様なものは他から降って湧いて来る様に自分の人生に飛び込んでくるもんじゃないんだ。何時もよく吟味してみると人生の不幸と云うものは、自分が知る知らざるを問わず自分自身が原因となっていると云う内的事情が発見されます。この内的事情を発見しないとその原因は他に在りと考えてしまい、その不幸に処する場合に自己の責任観念が無いから如何しても自分と云うものをその不幸の淵から救い上げる事が出来ないと云う酷い結果が来てしまう。

*五日 絶対的積極

心が其の対象也相手と云うモノに決して捉われない状態、此れが絶対的な気持ちと云うんだよ。何物にも捉われない心に雑念とか妄想とか或は感情的な色々の怖れとかそう言ったものが一切ない状態。決して張り合おうとか対抗しようとか打ち負かそうとか負けまいと云った様な、そういう気持ちでないもう一段高い処に在る気持ち境地此れが絶対的な積極何ですぜ。

*七日 意志力が弱る三つの原因

意志の力が弱まるには三つの大きな原因がある。第一に潜在意識の中に非常に消極的な観念要素が知らない間にうんと溜まっちゃう事。第二には平素の人生を生きる場合の精神生活態度が、是も気付かないとは言い乍ら何時も臆病で引っ込み思案的なものである事。第三番目は人間が生きていく刹那刹那に避けられない感情や感覚のショックや衝動が、神経系統の生活機能に手酷く悪い影響を与えていると云う事。

*八日 病は忘れる事で治る

肉体は活きる為の道具と考えてごらん。頭が痛かろうがケツが痛かろうが脈が速かろうが、其れは自分がそうなっているんじゃないと。自分の命を入れる入れ物に故障が出来ただけで、その故障は有難い哉自然に心が其れから離れさえすれば治る様に出来ているんだって事を有難く感謝しなきゃ駄目だぜ。消極的観念が無くなると肉体の持っている自然作用がその場所を基の健全な状態にする為に働く出す様に出来ているんだよ。病は忘れる事に拠って治る。

*十二日 真心の尊さ

ちょっと一杯の茶を出すのでも敗と返事をするような些細な行為でも、その時何の報償をも念頭に置かず即ちその人に気に入られ様とか或は好感を持たせ様とか云う様な気持ちでなく、其処に一点何の求むるもの無き純一無雑な心で其れが行われる時、その行為から形容できない温かいものを感じる。それは即ち真心と云うものの持つ尊さの感応である。

*十五日 因縁

この沢山の数多い人の中から知り合いになったと云う事は、到底人智では究明する事が出来ない因縁と云う不可思議な幽玄微妙な作用の致す処である。然るにこの因縁と云う不可思議な作用に因って結ばれて知り合う中となったものを、己の気に喰わぬとか或は心に合致しないとか彼には斯う云う欠点があるとか、又は組みし難き習癖があるとか等々の理由をつけて、批判排斥して折角結ばれた因縁を無にすると云うのは、天意を冒涜するものと云うべきである。

*十八日 悪習を断ち切る

凡そ不平不満を口にする程恥ずかしい事は無い。其れは自分の心を統御出来て居ない事を宣伝して要る様なものである。その実不平不満を口にするからこそ進歩向上があるのだと誤解している人がいるがこの様な人は人生の荒波に翻弄されている憐れな漂流者である。だから価値ある人生を送りたいと願うのなら、この悪い習慣を直様断ち切って荒波を乗り切る爲の積極心を作る努力を日々怠らない事である。

*二二日 不運はカルマの所為ならず

人間が時々病になったり不運命になるのを当然の事と思ったり、又は避ける事の出来ない止むを得ぬ業≪カルマ≫の様に考える考え方は断然訂正すべきである。特に健康難の如きは人間の寿命の絶える時以外は、そう滅多矢鱈と病に侵される筈がないのが絶対の真理である。

*二七日 心はパイプと同じだ

どんな事が在っても忘れてならないのは、心と云うものは万物を生み出す宇宙根元の有する無限の力を自分の中へ受け入れるパイプと同様であると云う事である。パイプに穴が開いていたら漏れてしまうだろ。だからソッポを向いていたら何にもならないよ。パイプで判らない人は光を通す窓だと思いなさい。或は電流を通ずるワイヤーだと思えばよい。

*三一日 宗教と天風哲学

多く云う迄も無く人生は何処まで行っても現実の世界なんだから其れを忘れちゃいけないんだよ。死んでから後が人生じゃないんだから。死んでから後の事迄考え様とするのは宗教なんだ。天風哲学は死んだ後の事なんか考えやしないもん。死んだ後と云うものは明日以後の事なんだもんね。現在只今生きているこの人生と云うもの考えていくと云う事が、私の主義であり主張で或るんだから。

古事記人名索引 memo Ⅶ(アイウエオ順)6/14up

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ 登場順の順にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人が特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219 

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

マ行つづき

★ 円野比売         マトノヒメノミコト     中   152   223     タニハ(旦波―丹波)ミチノウシオオキミ娘ーホムチワケ育児係実家へ還

★ 真若王          マワカノオホキミ     中   155   248    ケイコウテンノウ・イナビノワカイラツメ長子

★ 目弱王          マヨワノオホキミ     下   234   435      オホクサカノオオキミ・ナガタノオオイラツメ長子→アンコウテンノウ刺殺す

★ 真若王          マワカノオホキミ     下   264   477      ニンケンテンノウ・カスガノオオイラツメ次男

★ 麻組郎女         マクミノイラツメ     下   265   491      オキナガマテの娘-ケイタイテンノウ妃

★ 茨田郎女         マムタノムラジヲモチ    下   265   498      地方豪族首長か セキヒメ(ケイタイテンノウ妃)親

★ 茨田大郎女        マムタノオホイラツメ    下   265   500      ケイタイテンノウ・セキヒメ長女

★ 丸高王          マロコノオホキミ     下   265   507     ケイタイテンノウ・ヤマトヒメ長子

★ 麻呂子王         マロコノオホキミ     下   267   531     キンメイテンノウ・ニカゴノイラツメ長子

★ 麻呂古王         マロコノオホキミ     下   267   539      キンメイテンノウ・キタシヒメ三男

★ 麻怒王          マノノオホキミ      下   268   545     キンメイテンノウ・キタシヒメ八男

★ 麻呂古王         マロコノオホキミ     下   269   574     ビタツテンノウ・ヒロヒメミコト長子オサカノホコヒト同-第35代舒明天皇ジョメイ父

★ 茨田王          マムタノオホキミ     下   270   597     ヨウメイテンノウ・ハシヒトアナホベオホキミ四男

ミ行

★ 道臣命          ミチノオミノミコト    中   115   26    神武東征軍将軍 大伴連ノ祖

★ 三嶋湟咋         ミシマノミゾクイ    中   120   39      大阪地方豪族 茨木溝咋神社

★ 御真津日子訶恵志泥命   ミマツヒコカエシネノミコト  中   125   61          イトク・フトマワカヒメ長子→第五代孝昭天皇コウショウ 葛城掖上宮(奈良御所市池之内附近)崩御93歳 御陵:掖上博多山ノ上(御所市三室)

★ 御真木入日子印恵     ミマキイリヒコイニエ    中   130   114     カイカテンノウ・イカガシメ(コウゲンテンノウ妃・カイカテンノウ継母)長子 →第十代崇神天皇スジン・ハツクニシラシメシシミマキノスメラミコト 師木水垣宮-奈良桜井市金屋志貴御県坐シキノミアガタイマス神社附近 168歳崩御戊寅年12月 御陵:山ノ辺道ノ勾岡ノ上(天理市柳本付近)

★ 御真津比売        ミマツヒメ       中   130   115    カイカテンノウ・イカガシメ長女

★ 水穂之真若王      ミヅホノマワカノキミ- ミズホ    中   131   139      ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ次男→近ツ淡海安直ノ祖

★ 水穂五百依比売      ミヅホノイホヨリヒメーミズホ 中   131   142      ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ長女

★ 御井津比売        ミイツヒメ       中   131   143     ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ次女

★ 朝廷別王         ミカドワケノオホキミ    中   132   154      ミチノウシオオキミ・マスノイラツメ長男→三川ノ穂別ノ祖

★ 御真津比売命       ミマツヒメノミコト     中   133   175     オオビコ(コウゲンテンノウミコ北陸指導将軍)娘-スジンテンノウ妃

★ 御鉏友耳建日子      ミスキトモミミタケヒコ    中   161   262     吉備臣等ノ祖ーヤマトタケル東国征伐の副将 オオキビタケヒメ(ヤマトタケル妃)ノ兄

★ 美夜受比売        ミヤズヒメ      中   162   263      尾張国造ノ祖・熱田神宮巫女か-ヤマトタケル妃

★ 御火焼ノ老人       ミヒタキノオキマ     中   165   265     夜警篝火を焚き守る老人-賤者 ヤマトタケルにより東ノ国ノ造

★ 三野郎女         ミノノイラツメ      中   184   316     オウジンテンノウ・オトヒメ四女

★ 宮主矢河枝比売      ミヤヌシヤガハエヒメ    中   184   318     ヒフレノオオミ娘丸邇氏族祭祀巫女-オウジンテンノウ妃

★ 三腹郎女         ミハラノイラツメ     中   203   379       ネトリノオオキミ(オウジンテンノウ・ナカツヒメ次男)妻 →庶妹

★ 御馬王          ミマノオホキミ      下   219   404     リチュウテンノウ・クロヒメ次男→ユウリャクテンオウにより殺害さる

★ 三重婇          ミヘノウネメ      下   250   456     伊勢三重の豪族よりユウリャクテンノウへ献上ノ子女巫女か

★ 三尾君加多夫       ミオノキミカタブ     下   265   504      三尾ミオ氏一族(祖イワツクワケオオキミ-スイニンテンノウ子)首長か

★ 耳王           ミミノオホキミ      下   265   508     ケイタイテンノウ・ヤマトヒメ次男

ム行

★ 室毘古王         ムロビコノミコ     中   131   135     ヒコイマスオオキミ・サホノオホクラミトメ三男→若狭ノ耳ノ別ノ祖

メ行

★ 女鳥王          メトリノオホキミ     中   184   321      オイジンテンノウ・ミヤヌシヤガワエヒメ次女→ハヤブサワケ悲恋 ニントクテンノウ求婚ハヤブサワケ共ニ謀反

★ 目子郎女         メノコノイラツメ     下   264   486     オオシミラジ妹-ケイタイテンノウ妃

モ行

★ 百師木伊呂弁       モモシキイロベ     中   202   370       オキナガマワカナカツヒメ妹 オトヒメマワカヒメ同 ワカノケフタマタノオオキミ(オウジンテンノウ・オキナガマワカナカツヒメ長子)妻

★ 物部大前宿禰※      モノノベノオオマエノスクネ  下   228   431      物部氏首長大臣→軽太子・穴穂命戦-軽太子を助けるも後に敗れて引き渡す (書紀:安康前)紀 オホマヘヲマヘスクネーオオマエオマエ同

★ 物部荒甲         モノノベノアラカヒ    下   266   515     物部氏大連―磐井イワイの乱鎮圧将軍

ヤ行

★ 安萬侶          ヤスマロ       序   17    1         正五位上勲五等古事記編纂奏上 太朝臣安萬侶

★ 夜麻登登母母曾毘売    ヤマトトモモソビメ    中   127   76        コウレイテンノウ・オオヤマトクニアレヒメ長女・(大物主妻-紀:崇神紀)

★ 倭飛羽矢若屋比売     ヤマトトビハヤワカヤヒメ  中   127   80       コウレイテンノウ・オオヤマトクニアレヒメ次女

★ 山下影日売        ヤマシタカゲヒメ    中   129   100      ウヅヒコ妹-ヒコフツオシノマコト妻 タケノウチノスクネ親

★ 山代荏名津比売      ヤマシロノエナツヒメ    中   131   124       山代豪族女カリハタトベ同 ヒコイマスオオキミ(カイカテンノウ・オケツヒメ長子)妻

★ 八瓜入日子王       ヤツリノイリヒコノミコ   中   131   141     ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ三男→三野國本巣国造・長幡部連ノ祖

★ 山代大箇木真若王    ヤマシロノオオツツキノマワカノキミ  中   131   145       ヒコイマスオオキミ・ヲケツヒメ長子

★ 八坂之入日子命     ヤサカノイリヒコノミコト    中   133   172        スジンテンノウ・オオアマヒメ次男 ヤサカノイリヒメ(ケイコウテンノウ妃)父

★ 倭日子命        ヤマトヒコノミコト     中   134   181      スジンテンノウ・ミマツヒメ三男-殉死制度始まる →スイニンテンノウ紀28年野見宿禰埴輪献策

★ 倭比売命        ヤマトヒメノミコト     中   141   196      スイニンテンノウ・ヒバスヒメ長女→伊勢神宮斎宮-2代目・倭建命ノ姨オバ ヤマトタケル東征の折草薙剣を賜う

★ 山代大国之淵      ヤマシロのオホクニノフチ    中   141   206     山代国豪族首長か カリバタトベ女

★ 山辺大タカ-(帝+鳥)  ヤマノベノオオタカ     中   149   218      スイニン朝ホムチワケ育児→白鳥捕役

★ 倭男具那命       ヤマトヲグナノミコト     中   154   229      ケイコウテンノウ・イナビオオイラツメ三男(太子)ヲウス同 ヤマトヒメ甥 →東西反政権部族平定   ヤマトタケルノミコト同

★ 倭根子命        ヤマトネコノミコト      中   154   230      ケイコウテンノウ・イナビオオイラツメ四男

★ 八坂之入日売      ヤサカノイリヒメ      中   154   232     ヤサカノイリヒコ(スジンテンノウ皇子)娘―ケイコウテンノウ妃

★ 倭建命         ヤマトタケルノミコト     中   155   250     ケイコウテンノウ・イナビオオイラツメ三男 ヲウス・ヤマトオグナ同

★ 山代之玖玖麻毛理比売  ヤマシロノククマモリヒメ    中   172   275      山代(京都南部)国豪族首長一族か ヤマトタケル妃

★ 妹)八田若郎女     ヤタノワキイラツメ      中   184   320     オウジンテンノウ・ミヤヌシヤガワエヒメ長女→ニントクテンノウ求婚-イワノヒメ(オウジンテンノウ后)嫉妬

★ 山部大楯連       ヤマベノオホタテノムラシ    下   216   400      ニントクテンノウ将軍-ハヤブサワケメ・トリノオオキミ討伐軍将→戦ノ後メトリの手首より勾玉盗む-イワノヒメにより死刑(人道非礼ニヨル)

★ 八瓜白日子王      ヤツリノシロヒコノオホキミ    下   225   425      インギョウテンノウ・オオナカツヒメ四男→ユウリャクテンノウにより殺害

★ 山代猪甘        ヤマシロノイカヒ      下   239   443    朝廷の豚を飼う仕人-オケノミコ・ヲケノミコの逃亡妨害-後年罰さる 

★ 山辺連小楯       ヤマベノムラジヲダテ    下   255   461     針間国宰官

★ 倭比売         ヤマトヒメ        下   265   505      ミオノキミカタブ妹-ケイタイテンノウ妃

★ 八田王         ヤタノオホキミ       下   267   524      キンメイテンノウ・イシヒメ(センゲテンオウ娘)長女

★ 山代王         ヤマシロノオホキミ      下   267   542    キンメイテンノウ・キタシヒメ六男

★ 山代王         ヤマシロノオホキミ      下   269   590     ヒコヒトヒツギノミコ・サクライノユミハリオホキミ長子

★ 倭ハ師木ノ鳥見ノ豊朝倉ノ曙立王 ヤマトハシキノトミノトヨアサクラノアケタツノオホキミ 中 150 602       アケタツノオホキミ同 地名を冠して其持てる呪力を賛美した

ユ行

★ 由碁理         ユゴリ        中   130   111      旦波タノハ(後ノ丹波・丹後)ノ大県主 娘タカノヒメ

★ 弓月君 ※       ユヅキノキミ       中   192   349      秦ノ造ノ祖 応神朝帰化人秦氏の統率者(百済)

★ 由良度美        ユラドミ        中   199   366      タジマヒタカ(タジマヒネ次男)ノ姪→タジマヒタカ妻

ヨ行

★ 余曾多本毘売      ヨソタホビメノミコト     中   126   64      オキツヨソ妹・コウショウテンノウ妃

★ 吉野国主        ヨシノノクニス       中   191   343    吉野郡吉野国栖クズ土着豪族-イワオシワク系譜:朝廷節会参上御贄献上

★ 吉野童女        ヨシノノヲトメ       下   245   452     ユウリャクテンノウ吉野行幸時求婚-仙境吉野川ノ巫女カ

ワ行

★ 若木入日子命      ワカキイリヒコノミコト     中   141   197    スイニンテンノウ・ヒバスヒメ四男

★ 若帯日子命成務天皇   ワカタラシヒコノミコト     中   154   233     ケイコウテンノウ・ヤサカノイリヒメ長子(太子)-第十三代成務天皇セイム 近ツ淡海志賀ノ高穴穂宮ー滋賀大津市坂本穴太町 95歳崩御 乙卯キノトノウ3月15日 御陵:沙紀多他那美(奈良市山陵町

★ 若木入日子王      ワカキノイリヒコノオホキミ    中   154   241       ケイコウテンノウ・妾妻2- 皇子

★ 若建王         ワカタケルノオホキミ     中   172   268      ヤマトタケル・オトタチバナヒメ長子

★ 和0訶奴気王       ワカヌケノオホキミ      中   173   293     セイムテンノウ・オトタカライラツメ長子

★ 丸邇之比布礼能意富美  ワニノヒフレノオホミ     中   184   317     丸邇氏一族首長か難波山代地方 ミヤヌシヤガハエヒメ(オウジンテンノウ妃)ノ親

ワ行つづく

古事記人名索引 memo Ⅵ(アイウエオ順)

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ 登場順の順にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人が特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219 

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

ナ行つづき

★ 中日子王         ナカツヒコノオホキミ    中   203   380     ネトリノオオキミ・ミハラノイラツメ長子

★ 長目比売命        ナガメヒメ      下   204   391    ニントクテンノウ・カミナガヒメ(ヒムカウシモロ娘)長女 ハタビノワカイラツメ・ワカクサカベノミコト同→ユウリャクテンノウ求婚

★ 長田大郎女        ナガタノオホイラツメ    下   234   434      元オホクサカノオオキミ妻-インギョウテンノウ皇女(アンコウテンノウ同母姉ヲサダノオホイラツメ)?或はリチュウテンノウ皇女 中帯姫ナカシヒメか→アンコウテンノウ皇后

★ 難波王          ナニハノオホキミ     下   259   579       ケンソウテンオウ妃イハキオホキミ娘

★ 長目比売         ナガメヒメ      下   265   503      ケイタイテンノウ・セキヒメ三女 ノノイラツメ同

★ 難波王          ナニハノオホキミ     下   269   579       ビタツテンノウ・オミナコイラツメ長子

★ 中津王          ナカツノオホキミ     下   269   584      ヒコヒトヒツギノミコ・タムラノオホキミ次男(長子ハ舒明天皇ジョメイ)

ニ行

★ 贄持之子         ニエモツノコ      中   113   21         神武東征援 阿陀の鵜養ウカイの祖(神名)

★ 邇芸速日之命       ニギハヤヒノミコト    中   119   32    登美毘古軍将軍後神武帰順 ニニギ以前高天原より飛来か 物部氏ノ祖 (神名)

★ 仁番           ニホ        中   192   351    百済ヨリ帰化人酒造技術者 ススコリ同 応神朝

ヌ行

★ 沼名木之入日売命     ヌナキノイリヒメニミコト   中   133   173                スジンテンノウ・オオアマヒメ長女

★ 沼羽田之入毘売      ヌバタノイリビメ    中   141   198       ヒバスヒメ(ヒコタタスミチノウシ娘)妹→スイニンテンノウ妃

★ 沼帯別命         ヌタラシワケノミコト    中   141   199     スイニンテンノウ・ヌバタノイリビメ長子

★ 沼代郎女         ヌノシロノイラツメ     中   154   238        ケイコウテンノウ・妾妻1- 皇女

★ 沼木郎女         ヌナキノイラツメ     中   154   239        ケイコウテンノウ・妾妻2- 皇女

★ 額田大中日子命      ヌカタノオホナカツヒコノミコト  中   183   305       オウジンテンノウ・タカギノイリヒメ長子

★ 奴理能美         ヌリノミ       下   210   396      箇木ツツキの韓人((現京都綴喜郡)百済帰化人統率者 奴理使主ヌリノミ同か 養蚕

★ 糠若子郎女        ヌカノワクゴノイラツメ   下   264   479      ワニノヒツマノオミ娘-ニンケンテンノウ妃

★ 沼倉太玉敷命       ヌナクラフトタマシキノミコト  下   267   525      キンメイテンノウ・イシヒメ長子→第三十代敏達天皇ビタツ他田ヲサダ宮-現奈良桜井市戒重       十四年在位甲辰キノエタツ584年4月6日崩御 御陵:川内ノ科長(大阪南河内郡太子町)

★ 糠子郎女         ヌカゴノイラツメ     下   267   529   ヒツマノオミ娘ーキンメイテンノウ妃

★ 糠代比売王        ヌカデヒメノオホキミ    下   269   571       ビタツテンノウ・オグマコイラツメ次女→ヒコヒトヒツギノミコ妃ジョメイテンノウ母(庶妹)☞タカラオホキミ・タムラノオホキミ同

ネ行

★ 根鳥命          ネトリノミコト      中   184   312       オウジンテンノウ・ナカツヒメ次男 ミハラノイラツメ(庶妹)ノ夫 ナカツヒコ親

★ 根之臣          ネノオミ       下   232   433      坂本臣の祖-タケノウチスクネの子キノツヌノスクネ末裔

★ 泥杼王          ネドノオホキミ     下   268   547      キンメイテンノウ・キタシヒメ十男

ノ行

★ 怒能伊呂比売       ノノヒロヒメ      中   129   108      タケノウチスクネ次女

★ 野之郎女         ノノイラツメ      下   265   502      ケイタイテンノウ・セキヒメ三女 ナガヒメ同

ハ行

★ 蠅伊呂泥         ハエイロネ       中   125   56        ワチツミノミコト長女 オホヤマトクアレヒメ同

★ 蠅伊呂杼         ハエイロド      中   125   58      ワチツミノミコト次女 コウレイテン妃

★ 波邇夜須毘売       ハニヤスビメ      中   128   92      カワチノアオダマ娘-コウゲンテンノウ妃

★ 波多八代宿禰       ハタノヤシロノスクネ    中   129   102      タケノウチスクネの長子→波多臣・林臣・波美臣・星川臣・淡海臣・長谷部君の祖

★ 針間之伊那毘能大郎女   ハリマノイナビノオホイラツメ  中   154   225      ワカタケキビツヒコ娘→ケイコウテンノウ妃

★ 速総別命         ハヤブサワケノミコト   中   184   327       オウジンテンノウ・イトイヒメ長子→メトリノオオキミ悲恋仁徳朝謀反

★ 幡日之若郎女       ハタヒノワカイラツメ    中   184   331      オウジンテンノウ・ナガヒメ長女

★ 春山之霞壮夫       ハルヤマノカスミヲトコ   中   200   369       春山の擬人化→妻問伝承(古伝承集約化か)→大国主八上比売神話類型・ウミサチヤマサチ神話類型(神名)

★ 波多毘能大郎子      ハタビノオホイラツコ   下   204   388     ニントクテンノウ・カミナガヒメ(ヒムカウシモロ娘⁻応神朝)長子 オホクサカ同 →アンコウテンノウニ殺サレル

★ 波多毘能若郎女      ハタビノワカイラツメ   下   204   390     ニントクテンノウ・カミナガヒメ(ヒムカウシモロ娘)長女 ナガメヒメ・ワカクサカベノミコト同→ユウリャクテンノウ求婚 

★ 間人穴太部王       ハシヒトノアナホベノオホキミ 下   268   551      キンメイテンノウ・オエヒメ(ソガノイナメ妹・キタシヒメ姨)長女ーヨウメイテンノウ皇后・ショウトクタイシ母

★ 長谷部若雀命       ハツセベノワカサザキノミコト 下   268   554    キンメイテンノウ・オエヒメ三男-第三十二代崇峻天皇スシュン 倉橋柴垣宮クラハシノシバガキノミヤ四年在位 壬子ニズノエネ-592年11月13日崩御 御陵:倉橋の岡(桜井市倉橋)

ヒ行

★ 稗田阿禮         ヒエダノアレ     序   22    7       舎人古事記編纂藤原不比等?

★ 比売多多良伊湏気余理比売 ヒメタタライスケヨリヒメ   中   120   42      セヤダタラヒメ・オオモノヌシの子ホトタタライススキヒメ同 ジンムテンノウ大后

★ 日子八井命        ヒコヤイノミコト     中   122   43      ヒメタタライスケヨリヒメ・ジンムの長子→茨田連・手嶋連ノ祖

★ 孫            ヒコ        中   125   54         シキツヒコ長子 伊賀湏知スチ稲置・那婆理ノ稲置・三野ノ稲置ノ祖

★ 日子刺肩別命       ヒコサシカタワケノミコト   中   127   77      コウレイテンノウ・オオヤマトクニアレヒメ長子→高志利波コシトナミ臣 豊国国前クニサキ臣・五百原イホハラ君・角鹿済ツニガノワタリ直ノ祖

★ 比古伊佐勢理毘古命    ヒコイサセリビコノミコト   中   127   78       コウレイテンノウ・オオヤマトクニアレヒメ次男→吉備上ツ道臣ニ祖 紀:崇神記四道将軍吉備地方 -吉備津神社祭神

★ 日子寤間命        ヒコサメマノミコト    中   127   81      コウレイテンノウ・ハエイロド(オホヤマトクニアレヒメ姉妹58)長子→針間牛鹿ウジカ臣ノ祖

★ 比古布都押之信命     ヒコフツオシノマコトノミコト  中   128   90       コウゲンテンノウ・イカガシコメ長子 ウマシウチノスクネの親

★ 比古伊那許士別命     ヒコイナコジワケノミコト    中   129   95     オホビコ次男→膳カシワデ臣ノ祖

★ 比古由牟須美王      ヒコユムスミノミノミコ    中   130   113      カイカテンノウ・タカノヒメ長子

★ 比古国意祁都       ヒコクニオケツ      中   130   116     丸邇臣ノ祖 オケツヒメ兄

★ 日子坐王         ヒコイマスオホキミ     中   131   118      カイカテンノウ・オケツヒメ長子-呪的霊能者の祖 崇神天皇四道将軍-丹波(旦波)国派遣

★ 比古意湏王        ホコオスノオホキミ     中   131   146       ヒコイマスオオキミ・ヲケツヒメ次男

★ 比婆湏比売命・兄比売   ヒバスヒメノミコトーエヒメ  中   132   151        ミチノウシオオキミ・マスノイラツメ長女-スイニンテンノウ后ーホムチワケ育児係

★ 日子国夫玖命       ヒコクニブクノミコト    中   139   190       丸邇臣ノ祖ースジンテンノウ四道将軍オオビコ軍副将:謀反タケハニヤスオオキミ討伐

★ 冰羽州比売        ヒバスヒメ      中   141   19      ミチノウシオオキミ・マスノイラツメ長女-スイニンテンノウ后  比婆湏比売命同ーホムチワケ育児係

★ 肥長比売         ヒナガヒメ      中   151   220      肥河ノ女神蛇神→ホムツワケ一夜妻 (神名)

★ 日向美波迦斯毘売     ヒムカノミハカシビメ    中   155   245     日向豪族一族-ケイコウテンノウ妃

★ 日子人大兄王       ヒコヒトオホエノオホキミ   中   155   249     ケイコウテンノウ・イナビノワカイラツメ次男

★ 日向之泉之長売      ヒムカノイズミノナガヒメ  中   184   328      日向豪族一族か?-オウジンテンノウ妃

★ 日向諸県之牛諸      ヒムカノモロガタノウシモロ  中   189   341      日向豪族首長諸県ノ君ーカミナガヒメ父

★ 比売陀君         ヒメダノキミ      下   224   410     スイニン朝ホムチワケ育児→白鳥捕役ノウナカミノオオキミ一族末裔

★ 引田部赤猪子       ヒキタベノアカイコ    下   243   450        引田(現桜井市白河)ノ部民ノ女-ユウリャクテンノウ求婚-忘却

★ 広国押建金日命      ヒロクニオシタケカナヒノミコト  下   264   487        ケイタイテンノウ・メノコノイラツメ長子→第二十七代安閑天皇アンカン勾金箸マガリノカネハシ宮(現奈良橿原市曲川)乙卯キノトノウ535年3月13日崩御 御陵:河内古市高屋-大阪羽曳野市古市

★ 比呂比売命        ヒロヒメノミコト     下   269   572     オキナガノマテ娘-ビタツテンノウ妃

フ行

★ 賦登麻和訶比売命     フトマワカヒメノミコト    中   125   59      シキノアガタヌシの祖  イヒヒヒメノミコト同 イトクテンノウ妃

★ 布多遅能伊理毘売     フタヂノイリビメ    中   141   214      スイニンテンノウ・オトカリハタトベ長女→倭建命妃

★ 布多遅比売        フタヂヒメ      中   172   270      オホタムワケ娘-ヤマトタケル妃

★ 藤原之琴節郎女      フヂハラノコトフシノイラツメ  中   202   376      ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)‣モモシキイロベ(オトヒメマワカ)三女→本居宣長説ーインギョウテンノウ皇女ソトオリノオホキミ

★ 布斗比売命        フトヒメノミコト     下   269   569      ビタツテンノウ・オグマコイラツメ長女

ヘ行

★ 平群都久宿禰       ヘグリノツクノスクネ    中   129   105       タケノウチスクネ四男→平群臣・佐和良臣・馬御樴ウマノミクヒ連等の祖

ホ行

★ 品陀           ホムダ       序   25    10   序に曰く第十五代天皇-応神天皇を指す

★ 富登多多良伊湏湏岐比売  ホトタタライススキヒメ    中   120   41   セヤダタラヒメ・オオモノヌシの子 ヒメタタライスケヨリヒメ同 ジンムテンノウ大后

★ 品牟都和気命       ホムツワケノミコト     中   141   191      スイニンテンノウ・サハヂヒメ(サホビメーサホビコ妹)長子サホビコ謀叛籠城の城にて生 真事とわず (唖) 本牟智ホムチ

★ 品陀和気命        ホムダワケノミコト    中   174   296     チュウアイテンノウ・ジングウコウゴウ次男→オホトモワケ同 第十五代応神天皇(胎中天皇)軽嶋明アルノシマアキラ宮-奈良橿原市大軽町畝傍山東南甲午9月9日131歳崩御 御陵:川内恵賀裳伏岡エガノモフシノオカ(大阪羽曳野市誉田コンダ)

★ 品陀真若王        ホムダノマワカノオオキミ   中   183   299       イホキノイリヒコ・シリツキトメの子 オウジンテンノウ3妃ノ親

★ 火穂王          ホノホノオホキミ     下   267   522       センカ(センゲテンノウ・ワクゴヒメ長子→志比陀シヒダ君ノ祖

★ 品夜和気命        ホムヤワケノミコト     中   174   294     チュウアイテンノウ・オキナガタラシヒメ長子

マ行

★ 真砥野比売命       マトノヒメノミコト     中   132   152       ミチノウシオオキミ・マスノイラツメ次女

マ行つづく

中村天風の言葉

2005年8月22日初版発行PHP文庫 2006年12月1日第一版第18刷発行 PHP研究所

今回から、 中村天風(1876年7月30日 – 1968年12月1日)の著「一日一話」 から毎月その月の言葉を幾つか選びご紹介いたします。

因みに中村天風とは何者か!ご存じの方は多いと思いますがウィキペディアでは 日本の自己啓発講演家、思想家、ヨーガ行者。実業家、大日本帝国陸軍諜報員、玄洋社社員。孫文の友人であり、中華民国最高顧問の称号も持った。     天風会を創始し心身統一法を広めた 。

また、学生時代に喧嘩で相手を刺殺、日清日露戦争当時は軍事探偵として活動する。戦後結核にかかり、ニューソート作家の著作に感銘を受けて渡米し、世界を遍歴。インドでのヨーガ修行を経て健康を回復し悟りを得たとされる。日本に帰国後、一時は実業界で成功を収めるも、自身の経験と悟りを伝えるために講演活動を開始。その教えを学んだ各界の著名人の中には、松下幸之助など日本を代表する実業家も含まれる。 と概略では紹介されています。

※ニューソートとは(ウィキペディアより)
19世紀後半にアメリカ合衆国で始まったキリスト教における潮流のひとつで、一種の異端的宗教・霊性運動の一つという事の様です。

短い言葉の中に人生の生き方・考え方が凝縮されている様にも感じます。全て実践できればいいですね~。

六月の言葉

*一日 自運勢を難しく考えない

人生を余り難しく考えない方が良い。難しく考えると分からなくなる。真理は足元にある。高遠な學理の中に在るのではない。基より軽率な考え方ではいけないが、なまじ学問をした人は真理は遠く大海の底、深山幽谷の奥山に在るような思い違いをすることが多い。人間それ自体の生命存在を思案の中心に於いて考えれば大きな的外れをしないで済む筈である。人間の心の在り方が結局人生を支配する法則の根本である。

*六日 心大らかに

「人各各運命に活きる人世なれば心大らかに過ごさんものを」          之を自分で歌に作っているだけに自分で是を実行している。是は本の瞬間の自分の心の持ち方だ。瞬間消極的な事は心の中に入れないことだ。然し入れない様に頑張ると心の中で戦争しなきゃならないからふっといなしてしまえばいいんだよ。

*八日 不運から心を離す

病也運命から心が離れた時は病が在っても其の人は病人じゃない。運命が悪くても其の人は運命の悪い人じゃない。ようく寝ている人間は何も知らない。何も知らない人間に病があるか。目が覚めて嗚呼病があると思うんじゃないか。運命が良くってもいいか運命が悪い時の事を考えてりゃその人は運命が悪いのと同じだ。その位の事あ羅貯めて私から聞かなくたってもう判ってる筈だ。

*十五日 原因結果の法則

凡そ人生には人生を厳格に支配している一つの法則がある。其れは原因結果の法則である。そして人生と云うものは其の人が自覚するしかないかを問わず、この法則を応用する度合いに比例する。即ち蒔いた種の通り花が咲くと云う法則である。俗に言う善因善果悪因悪果の法則である。人間の運命の中に地獄を作り又極楽を創るのもこの法則があるからである。

*十八日 不幸は幸福を招く原動力

不幸に直面したら先ずその不幸に際しても尚且つ生命を失わずに現実に活きていられる事を感謝する事に心を振り向けるべきである。するとそうした心掛け其れ自体が幸福を招いてくる原動力となるのである。

*二二日 心身統一の効果

あらゆる力と云うものは気と云うモノから生まれる。人間が人間の生命の有りの儘の姿である心身一女如を現実にする爲、心身を統一した活き方を行えば当然生命存在の根源を為す処の気と云うモノの収受量が増大する。そして命の力の内容量も亦当然豊富となりそれが精神方面に表現すれば心の力となり、肉体方面に表現すれば体の力となる。人生建設の根源要素となる体力胆力判断力断行力精力能力の六つの力も之に応じて優秀化してくるのである。

二四日 先ず気分から若返る

年寄染みた物の言い様や動作を出来るだけしないように注意する事である。ものを言う時も溌溂とした気分で丹田の力で出来るだけ勢いのある音声を発する様にし、立ち居振舞いも活発にする事である。所謂若返り法や健康法の効果を挙げる事の根本には此れが必要である。要するに第一に必要な事は先ず気分から若返る事である。即ち精神を青年にする事である。此れが命の源泉である。

*二七日 見えなくてもある

科学的教育を受けた者は、感じないもの見えないものは無いものだと思っている。直に証拠はと聞きます。第一我々の生きている現在の大気の中には、酸素窒素その他の我々の生命性活動を力づけるに必要な要素が存在している、と云う事は誰にも見えやしない。其れでも見えなくたって在ると信じますよ。証拠はとは云いませんよ。人間の住む地球上には電波が縦横無尽に交錯していると云う事は形が見えなくても疑わないでしょう。

*三十日 人間の能力

人間の本来の面目は創造的なものである。それ故に人間が万物の霊長として一切の生物を遼河して優秀なる能力を生れ乍らに賦与されているのは是が在る爲である。しかも特に疎かに出来ない事は、其の賦与量は些かも差別の無い公平なものである。この一言を考慮されても自己の現在使用している能力に対する反省が厳格に行われて、その是正が確実に施されるなら一切の総ては悉く可能に転換され収握される事も亦必然自明の事と感得される。

古事記人名索引 memo Ⅴ(アイウエオ順)

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ 登場順の順にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人が特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219 

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

ソ行つづき

★ 宗賀之倉王        ソガノクラノオホキミ    下   267   532      キンメイテンノウ・ニカゴノイラツメ次男

★ 宗賀之稲目宿禰大臣    ソガノイナメスクネノオホオミ  下   267   533      豪族宗賀(蘇我)氏一族首長 キタシヒメ(キンメイテンノウ妃)親 タケノウチスクネ子ソガイシカワスクネの裔-蘇我稲目

タ行

★ 高倉下          タカクラジ      中   111   20    熊野豪族 高天原ヨリ神武救護の刀を授かる

 多芸志美美命       タギシミミノミコト    中   119   37       アヒラヒメ・ジンムの子 後に庶子弟により殺害(当芸志美美命

★ 建沼河耳命        タケヌナカワミミノミコト   中   123   46      ヒメタタライスケヨリヒメ・ジンムの三男タケヌナカワ同 第二代綏靖天皇スイゼイ 葛城高岡宮(奈良御所ゴゼ市森脇)崩御45歳 御陵:衝田ツキタ岡(橿原市四条町田井坪)

★ 多芸志泥命        タギシヒコノミコト    中   125   62      イトク・フトマワカヒメ次男血沼別チヌノワケ/多遅麻之竹別/葦井稲置ノ祖

★ 建波邇夜須毘古命     タケハニヤスビコニモコト   中   128   93     コウゲンテンノウ・ハニヤスビメ長子→崇神記謀反企誅殺

★ 建沼河別命        タケヌナカワワケノミコト   中   129   94     オホビコ長子→阿部臣等ノ祖・崇神記:四道将軍‐東海地方

★ 高千那毘売        タカチナビメ      中   129   97     オホナビ妹-ヒコフツオシノマコト妻

★ 建内宿禰         タケウチノスクネ     中   129   101    ヒコフツオシノマコト・ヤマシタカゲヒメ長子→イワノヒメ(ニントクテンノウ后)ノ祖父 セイム~ニントク朝に仕える長寿家臣ジングウコウゴウ朝鮮出兵時霊媒者

★ 竹野比売         タカノヒメ       中   130   112   ユゴリ娘-カイカテンノウ妃

 建豊波豆羅和気王     タケトヨハヅラワケノミコ   中   130   121   カイカテンノウ・ワシヒメ長子→道守チモリ臣・忍海部オシヌミベ造・御名部ミナベ造 稲羽ノ忍海部・丹波ノ竹野別・依網ノ阿毘古等ノ祖

★ 建国勝戸売        タケクニカツトメ     中   131   129  春日豪蔟 サホノオホクラミトメ親 

★ 丹波比古多多須美知能宇斯王 タニハノヒコタタスミチノウシノミコ  中   131   138   ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ長子 娘エヒメ・オトヒメ→スイニンテンノウ朝サホビコ謀反記事     書紀崇神紀:丹波道四道将軍

★ 丹波遠津臣        タニハノトホツオミ     中   132   157    丹波豪族主 タカヒメ(カニメイカヅチ妻)親 

★ 高材比売         タカキヒメ       中   132   158    タニハノトホツオミ娘-カニメイカヅチオオキミ妻

★ 建甕槌命         タケミカヅチノミコト    中   135   187   イイカタシミノミコト子ーオオタタネコノ父-オオモノヌシ系

★ 多遅摩毛理        タジマモリ      中   153   224    三宅連ノ祖・アメノヒボコ系譜子孫→スイニン朝常世ノ国ヨリトキジクノ木ノ実(橘)を持ち帰る

★ 高木比売命        タカキヒメノミコト     中   155   243    ケイコウテンノウ・妾妻2- 皇女

★ 帯中日子命        タラシナカツヒコノミコト   中   171   267   ヤマトタケル・フタジノイリビメ(スイニンテンノウ娘)長子→第十四代仲哀天皇チュウアイ       穴戸豊浦アナトノトユラ宮-山口豊浦郡下関 筑紫訶志比宮-福岡香椎 (壬戌年6月11日)崩御-西暦362年比定?)52歳崩御天皇在位9年 御陵:河内恵我長野西エガノナガノノニシ陵(大阪藤井寺市)

★ 建貝児王         タケカヒコノオオキミ    中   172   274    ヤマトタケル・オオキビタケヒメ長子→讃岐綾君・伊勢別・登美別・麻佐首・宮首ミヤヂ別等の祖

★ 建忍山垂根        タケオシヤマタリネ     中   173   291   穂積臣の祖 オトタカライラツメ(セイムテンノウ妃)ノ親

★ 高木之入日売命      タカギノイリヒメノミコト   中   183   300    ホムダマワカ娘長女-オウジンテンノウ妃

★ 建伊那陀宿禰       タケイナダノスクネ    中   183   303   尾張連ノ祖 シリツキトメ(イホキノイリヒコノ妻)ノ親

★ 玉郎女          タマノイラツメ      中   184   334     オウジンテンノウ・カグロヒメ次女

★ 卓素           タクソ        中   192   347     百済国照古王献上 手人韓鍛テヒトカラカメチ-鍛冶技術者 応神朝

★ 多遅摩之㑨尾       タジマノマタヲ     中   199   356     但馬 (丹波) 国豪族首長か  サキツミ(アメノヒボコ妻)ノ親

★ 多遅摩母呂湏玖      タジマモロスク     中   199   358    アメノヒボコ・サキツミ長子

★ 多遅摩斐泥        タジマヒネ      中   199   359     タジマモトスク長子

★ 多遅摩比那良岐      タジマヒナラキ     中   199   360     タジマヒネ長子→タジマモリノ父

 多遅摩比多訶       タジマヒタカ      中   199   361    タジマヒラナキ次男(長子―タジマモリ)

★ 当摩之咩斐        タギマノメヒ      中   199   363     奈良葛城地帯氏族一族か-スガヒコ妻

 田井之中比売       タイノナカツヒメ     中   199   375    ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)・モモシキイロベ(オトヒメマワカ)次女-インギョウテンノウ皇后ノ妹

★ 蝮之水歯別命       タヂヒノミヅハワケノミコト  下   204   386    ニントクテンノウ・イワノヒメ三男→第十八代反正天皇ハンゼイ多治比柴垣宮-大阪羽曳野市郡戸コオズ丁丑年7月60歳崩御 御陵:毛受野モズノ(大阪堺市田出井町)

★ 財王           タカラノオホキミ     下   225   416    ハンゼイテンノウ・オトヒメ長男

★ 多訶弁郎女        タカベノイラツメ     下   225   417     ハンゼイテンノウ・オトヒメ次女

★ 橘大郎女         タチバナノオホイラツメ   下   225   427    インギョウテンノウ・オオナカツヒメ三女

★ 高木郎女         タカギノイラツメ     下   263   472     ニンケンテンノウ・カスガノオオイラツメ長女

★ 財郎女          タカラノイラツメ     下   263   473      ニンケンテンノウ・カスガノオオイラツメ次女

★ 手白髪郎女        タシラカノイラツメ     下   264   475      ニンケンテンノウ・カスガノオオイラツメ四女-ケイタイテンノウ大后

 建小広国押楯命      タケヲヒロクニオシタテノミコト  下   265   488       ケイタイテンノウ・メノコノイラツメ次子→第二十八代ノ宣化天皇センカ・センゲ 檜垌ヒノクマ廬入野イホイリノ宮-奈良高市郡明日香檜前ヒノクマ 在位4年 書記:73歳崩御 御陵:身狭桃花鳥ムサノツキ坂上(奈良橿原市鳥屋)

★ 橘中比売         タチバナノナカツヒメ    下   266   517      ニンケンテンノウ御子?ーセンカ(センゲ)テンノウ妃

★ 橘豊日命         タチバナノトヨヒノミコト   下   267   535     キンメイテンノウ・キタシヒメ長子→第三十一代用明天皇ヨウメイ池辺宮イケノベノミヤ三年在位     丁未ヒノトノヒツジ587年4月15日崩御 御陵:石寸イハレ掖上ワキガミ(桜井市倉橋)→後科長中陵シナガノナカノミササギへ

★ 橘本若子王       タチバナモトノワクゴノオホキミ  下   268   546     キンメイテンノウ・キタシヒメ九男

★ 竹田王          タケダノオホキミ     下   268   559      ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(後のスイコテンノウ)長子

 多米王          タメノオホキミ      下   269   565       ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(後のスイコテンノウ)六男

★ 宝王           タカラノオホキミ     下   269   570       ビタツテンノウ・オグマコイラツメ次女→ヒコヒトヒツギノミコ妃ジョメイテンノウ母 (庶妹)☞ヌカデヒメ・タムラノオホキミ同

 田村王          タムラノオホキミ     下   269   583     ビタツテンノウ・オグマコイラツメ次女→ヒコヒトヒツギノミコ妃ジョメイテンノウ母 (庶妹)☞ヌカデヒメ・ヌカデヒメ同

 多良王          タラノオホキミ      下   269   585     ヒコヒトヒツギノミコ・タムラノオホキミ三男(長子ハ舒明天皇ジョメイ)

★ 多米王          タメノオホキミ      下   270   593       ヨウメイテンノウ・オホギタシヒメ長子

 当麻倉首比呂       タギマノクラノオビトヒロ  下   270   598    当麻地方豪族首長 イヒメノコ(ヨウメイテンノウ妃)親

 当麻王          タギマノオホキミ     下   270   600    ヨウメイテンノウ・イイメノコ長子

チ行

 千千速真若比売      チチハヤマワカヒメ     中   127   73     春日豪族 コウレイテンノウ妻

★ 千千速比売命       チチハヤヒメノミコト    中   127   74      コウレイテンノウ・チチハヤマワカヒメ長女

★ 近淡海御上祝       チカツアフミノミカミノハフリ  中   131   136    (滋賀県)御上神社神官

 千千都久和比売命     チチツウワヒメノミコト    中   134   179      スジンテンノウ・ミマツヒメ次女

 知奴王          チヌノオホキミ      下   269   588     ヒコヒトヒツギノミコ・オオマタオホキミ長女

ツ行

 土雲八十建        ツチグモヤソタケル    中   116   28     大和忍坂土着生尾蔟 神武敵対

★ 都怒郎女         ツノノイラツメ      下   225   412   ワニノコゴト娘→ハンゼイテンノウ妃

 都夫良郎女        ツブラノイラツメ     下   225   414     ハンゼイテンノウ・ツノノイラツメ侍女 

★ 都夫良意富美       ツブラオホミ      下   235   436     ケノウチスクネ曾孫豪族葛城氏皇室外戚 カツラギノツブラノオホオミ同 カラヒメ(ユウリャク妃)親-アンコウテンノウ刺殺のマヨワオオキミが逃込む :ユウリャクテンノウに攻めるによりマヨワオオキミと共に死す

★ 都夫良郎女        ツブラノイラツメ     下   265   512     ケイコウテンノウ・アヘノハエヒメ次女

★ 竺紫国石井        ツクシノクニオノイハイ    下   266   514      ケイタイ朝筑紫にて反乱

ト行(テ行ナシ)

★ 登美能那賀須泥毘古    トミノナガスネヒコ    中   110   19      長髄彦 登見毘古―大和登美豪族 神武東征阻む勢力

 登美毘古         トミビコ       中   117   29     大和豪族→長脛彦ナガスネヒコ トミノナガスネヒコ同 神武東征阻む勢力

★ 登美夜毘売  (田+比)   トミヤビメ      中   119   33     トミビコ妹ニ゙ハヤヒ妻(妹登美夜毘売

 常根津日子伊呂泥命    トコネツヒコイロネノミコト   中   125   51      アクトヒメ・アンネイ長子

★ 遠津年魚目目微比売    トホツアユメマグハシヒメ   中   133   167     アラカワトベ娘ースジンテンノウ妃

★ 豊木入日子命       トヨキイリヒコノミコト    中   133   168      スジンテンノウ・トオツアユメマグワシヒメ長子→上毛野カミツケノ/下毛野君等ノ祖

 豊鉏入日売命       トヨスキイリヒメノミコト   中   133   169     スジンテンノウ・トオツアユメマグワシヒメ長女→伊勢神宮祭祀拝斎初代斎宮

 十市之入日売命      トヲチノイリヒメノミコト   中   133   174     スジンテンノウ・オオアマヒメ次女

★ 豊戸別王         トヨトワケノオホキミ    中   154   237     ケイコウテンノウ・妾妻1- 皇子

★ 豊国別王         トヨクニワケノオホキミ    中   155   246      ケイコウテンノウ・ミハカシビメ長子→日向国造ノ祖

★ 登富志郎女        トホシノイラツメ     中   184   336     オウジンテンノウ・カグロヒメ四女

★ 取売王          トリメノオホオキミ     中   203   377     ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)・モモシキイロベ(オトヒメマワカ)四女

★ 鳥山           トリヤマ       下   211   397     ニントクテンノウ舎人

★ 豊御気炊屋比売命     トヨミケカシキヤヒメノミコト  下   267   538    キンメイテンノウ・キタシヒメ次女-ビタツテンノウ妃→第三十三代推古天皇スイコ 小治田宮三十七年在位 戊子ツチノエネー628年3月15日癸丑ミズノトノウシノヒ 崩御 御陵:大野ノ岡ノ上(奈良宇陀郡室生町大野・橿原市和田か)後ニ科長大陵(大阪南河内郡太子町)

ナ行

 七拳脛          ナナツカハギ      中   171   266     久米直ノ祖ーヤマトタケルノ東西国討伐軍従軍→膳夫

★ 難波根子建振熊      ナニハネコタケフルク    中   179   298    丸邇ワニ臣の祖-神功皇后-太子軍ノ将 反逆軍を斃す

★ 中日売命         ナカツヒメノミコト     中   183   301    ホムダマワカ娘次女-オウジンテンノウ妃

ナ行つづく

古事記人名索引 memo Ⅳ(アイウエオ順)

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ 登場順の順にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人が特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219 

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

キ行つづき

★ 木之荒田郎女       キノアラタノイラツメ    中   184   310     オウジンテンノウ・ナカツヒメ長女

★ 木之菟野郎女       キノウノノイラツメ     中   184   315     オウジンテンノウ・オトヒメ三女

★ 吉備海部直        キビノアマベノアタイ   中   206   393   吉備児嶋(ゲン岡山)海人蔟 クロヒメ(ニントクテンノウ后)親

★ 木梨軽王         キナシノカルノミコ     中   225   419    インギョウテンノウ・オオナカツヒメ長子 カルノミコ同→妹ソトオリノイラツメ悲恋伊余配流死

★ 岐多斯比売        キタシヒメ       中   267   534     ソガノイナメノスクネ娘-キンメイテンノウ妃

ク行

★ 細比売          クハシヒメ       中   127   71      オホメ娘 コウレイテンノウ妃

★ 久米能摩伊刀比売     クメノマイトヒメ     中   129   107     タケノウチスクネ長女

★ 国片比売命        クニカタヒメノミコト    中   134   178     スジンテンノウ・ミマツヒメ長女

★ 櫛御方命         クシミナカタノミコト    中   135   185     オオモノヌシ・イクタマヨリビメ子-オオモノヌシ系

★ 玖賀耳之御笠       クガミミノミカサ     中   137   189      丹波-旦波国豪族ースジンテンノウ四道将軍ヒコイマスオオキミ討伐

★ 櫛角別王         クシミカタノミコト     中   154   226     ケイコウテンノウ・イナビオオイラツメ長子→茨田マムタ下ノ連等ノ祖

★ 熊曾建-兄弟       クマソタケル―ハラカラ   中   158   260      熊本球磨郡・鹿児島囎唹ソオ郡豪族首長兄弟-弟熊曾建ハ倭建の名を献上

★ 杙㑨長日子王       クヒマタマナガヒコノオオキミ  中   172   278      オキナガタワケノ子 オキナガマワカナカツヒメ(オウジンテンノウ妃)ノ親 〈咋㑨〉

★ 久米王          クメノオホキミ      中   203   382    カタシワノオオキミ(オウジンテンノウ・カグロヒメ長子)ノ長子

★ 黒比売          クロヒメ       下   206   394    キビノアマベノアタイ娘→ニントクテンノウ召喚-イワノヒメ嫉妬対象

★ 倉人女          クラヒトメ       下   209   395           後宮役所の一つ蔵司仕様の女 イハノヒメにニントクテンノウの動向報告

★ 口比売          クチヒメ       下   212   399     ワニノオミクチコ妹-ニントクテンノウ后イワノヒメ侍女

★ 黒比売          クロヒメ       下   219   402     カツラギソツヒコ娘-リチュウテンノウ妃

★ 久湏毘郎女        クスビノイラツメ     下   263   474      ニンケンテンノ・ウカスガノオオイラツメ三女

★ 黒比売          クロヒメ       下   265   494     サカタノオオマタ娘 ケイタイテンノウ妃

★ 倉之若江王        クラノワカエノオオキミ    下   267   520     センカ(センゲ)テンノウ・タチバナノナカツヒメ長子

★ 桑田王          クワタノオホキミ     下   269   589     ビタツテンノウ・オミナコイラツメ次男

★ 久米王          クメノオホキミ      下   270   595      ヨウメイテンノウ・ハシヒトアナホベオホキミ次男

ケ行

★ 賢后           ケンコウ       序   19    3   序に曰く 第十代崇神天皇を指す

★ 軒后           ケンコウ       序   21    5      序に曰く 中国古代五帝の一人黄帝を指す

コ行

★ 皇帝陛下         コウテイヘイカ      序   22    8    序に曰く 第四十三代元明天皇を指す

★ 許勢小柄宿禰       コセノヲカラノスクネ    中   129   103     タケノウチスクネ次男→許勢臣・雀部サザキベ臣・軽部臣の祖

★ 高目郎女         コムクノイラツメ     中   184   309     オウジンテンノウ・タカギノイリヒメ次女

★ 金波鎮漢紀武       コンハチンカンキム     下   226   429    新羅国王御調(貢物献上)大使→インギョウテンノウ病い治療投薬

★ 腰佩           コシハキ       下   241   449      シキノオホアガタヌシ一族ユウリャクテンオヌヘ謝罪ノ為献上物届ケル

サ行

★ 槁根津日子        サヲネツヒコ      中   110   18      海人族倭國造ノ祖-神武東征案内(神名)

★ 讃岐垂根王        サヌキノタリネノミコ    中   130   123     ヒコユムスミノミオオキミ(カイカテンノウ子)次男

★ 沙本ノ大闇見戸売      サホノオホクラミトメ    中   131   130    タケクニカツトメ娘-ヒコイマスオオキミ妻

★ 沙本毘古王        サホビコノキミ(オホキミ)  中   131   131     ヒコイマスオオキミ・サホノオホクラミトメ長子→日下部連・甲斐国造ノ祖 スイニンテンオウ朝謀反敗

★ 沙本毘売         サホビメ       中   131   133    ヒコイマスオオキミ・サホノオホクラミトメ長女-サハヂヒメ同スイニンテンノウ后 兄謀叛に殉じ

★ 佐波遅比売        サハヂヒメ      中   131   134    ヒコイマスオオキミ・サホノオホクラミトメ長女-サホビメ同スイニンテンノウ后 兄謀叛に殉じ

★ 佐耶岐          サザキ       中   185   340     オオサザキノミコトーニントクテンノウ同 

★ 西素           サイソ        中   192   348      百済国照古王献上 呉服クレハトリ-織物技術者 応神朝

★ 前津見          サキツミ       中   199   357          タジマノマタオ娘-天之比矛妻

★ 沙禰王          サネノオオキミ      中   203   378        ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)・モモシキイロベ(オトヒメマワカ)次男

★ 境墨日子王        サカヒノクロヒコノオホキミサカイ 下   225   421      インギョウテンノウ・オオナカツヒメ次男→ユウリャクテンノウにより殺害さる(黒日子)

★ 酒見郎女         サカミノイラツメ     下   225   428      インギョウテンノウ・オオナカツヒメ四女

★ 佐々宣郎女        ササゲノイラツメ     下   265   492      ケイタイテンノウ・マクミノイラツメ長女→伊勢神宮斎宮

★ 坂田大㑨王        サカタノオホマタノオホキミ   下   265   493       地方豪族首長か クロヒメ(ケイタイテンノウ妃)親

★ 桜井之玄王        サクライノユミハリノオホキミ  下   268   544      キンメイテンノウ・キタシヒメ七男(ビタツテンノウ皇女同名有)

★ 三枝部穴太部王      サキクサベノアナホベノオホキミ 下   268   552     キンメイテンノウ・オエヒメ(ソガノイナメ妹・キタシヒメ姨)次女 スメイロド同

★ 桜井之玄王        サクライノユミハリノオホキミ  下   269   566      ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(後のスイコテンノウ)長女 (キンメイテンノウ皇子同名あり)                 ヒコヒトヒツギノミコ妃

★ 坂騰王          サカノボリノオホキミ    下   269   575        ビタツテンノウ・ヒロヒメミコト次男

シ行

★ 周王           シュウオウ       序   21    6           中国古代王朝 周の文王・武王 

★ 師木津日子玉手見命    シキツヒコマタデミノミコト  中   124   48      スイゼイ・カワマタビメ子 第三代安寧天皇 片塩ノ浮穴ノ宮(奈良大和高田三倉堂)     崩御49歳 御陵:畝火山ミホト(橿原市吉田町)

★ 師木津日子命       シキツヒコノミコト     中   125   53         アクトヒメ・アンネイ三子

★ 志夫美宿禰王       シブミノスクネノキミ    中   131   128      ヒコイマスオオキミ・エナツヒメ三男→佐々ノ君ノ祖

★ 柴野比売         シバノヒメ      中   173   284      シバイリキ娘-スメイロオオナカツヒコ(ワカタケル・イヒノノマグロヒメ子)妻

★ 銀王           シロガネノオホキミ    中   173   286    オホエノオオキミ(ケイコウテンノウ皇子)庶妹-オホエノオオキミ妻

★ 志理都紀斗売命      シリツキトメノミコト    中   183   304      タケイナダスクネ娘-イホキノイリヒコ(ケイコウテンノウ次男)妻☞ホムダノマワカノ親

 島垂根          シマタリネ       中   184   325     桜井(現東大阪地帯)田部連ノ祖 イトイヒメ(オイジンテンノウ妃)ノ親

★ 照古王          ショウコオウ      中   192   344        百済国主コニキシ オウジン朝時朝見使派遣

★ 白日子          シロヒコ       下   235   438    ヤツリノシロヒコノオホキミ同 ユウリャクテンノウノ兄でユウリャクニ弑さる

★ 志自牟          シジム       下   239   444      針間(播磨)国住人-オケノミコ・ヲケノミコ逃亡援けかくまう

★ 白髪王          シラカノオホキミ     下   239   446       ユウリャクテンノウ・カラヒメ長子-第二十二代清寧天皇セイネイ 伊波礼甕栗ミカクリ宮-大阪羽曳野市島泉 書記:在位5年 御陵:河内坂門原サカトノハラ(大阪羽曳野市西浦)

★ 磯城大県主        シキノオホアガタヌシ    下   240   448      磯城(現大阪柏原付近)の豪族首長ユウリャクテンノウニヨリ不遜トシテ家ヲ焼カレル

★ 白髪大倭根子王      シラカノオホヤマトネコ    下   254   456           ユウリャクテンノウ・カラヒメ長子シラカノオホキミ同-第二十二代清寧天皇セイネイ 伊波礼甕栗ミカクリ宮大阪羽曳野市島泉 書記:在位5年 御陵:河内坂門原サカトノハラ(大阪羽曳野市西浦)

 志毘臣          シビノオミ      下   256   462      平群ヘグリ臣ノ祖 ヲケノミコとオフヲを争う後殺される

★ 白坂活日郎女       シラサカノイクヒノイラツメ   下   265   501      ケイタイテンノウ・セキヒメ次女

★ 静貝王          シヅカヒノオホキミ    下   268   555                    ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ長女ーショウトクタイシ妃カヒタコノオホキミ・ウヂノカヒタコノヒメミコ・              ウヂノシヅカヒ同

ス行

★ 清日子          スガヒコ       中   199   362     タジマヒラナキ三男

★ 少名日子建猪心命     スクナホコタケイゴコロノミコト 中   128   87      コウゲンテンノウ・ウツシコメ次男子

★ 陶津耳命         スエツミミノミコト     中   135   183      三輪地方豪族主 イクタマヨリヒメ(オオモノヌシノカミ妻)親

★ 湏売伊呂大中日子王    スメイロノオホナカツヒコノオホキミ 中   155   251     倭建曾孫(誤伝孫か?-ワカタケル・マグロヒメ長子)

★ 湏売伊呂大中日子王    スメイロノオホナカツヒコノオホキミ 中   172   282     ワカタケル(ヤマトタケル・オトタチバナヒメノ子)・イイノノマグロヒメ長子→(ケイコウテンノウ条出)

★ 湏湏許理         ススコリ       中   193   352       百済ヨリ帰化人酒造技術者 ニホ同 応神朝

★ 酢鹿之諸男        スガノモロヲ      中   199   364      スガヒコ・タギマノメイ長子ーアメノヒボコ系譜

 菅竈由良度美       スガクドユラドミ    中   199   365      スガヒコ・タギマノメイ長女(スガノモロオ妹)ーアメノヒボコ系譜

★ 墨江中津王        スミノエノナカツオホキミ   下   204   385    ニントクテンノウ・イワノヒメ次男→リチュウテンノウ朝反逆後味方将ソバカリに誅さる

★ 湏売伊呂杼        スメイロド      下   268   553    キンメイテンノウ・オエヒメ次女(ソガノイナメ妹・キタシヒメ姨)サキクサベノアナホベノオホキミ同

★ 湏加志呂古郎女      スカシロコノイラツメ    下   270   601     ヨウメイテンノウ・イイメノコ長女

セ行

★ 聖帝           セイテイ       序   19    4       序に記載第十六代仁徳天皇を指す

★ 勢夜陀多良比売      セヤダタラヒメ      中   120   40      ミゾクイ娘・三輪大物主神ノ妻

 関比売          セキヒメ       下   265   499      マムタノムラジオモチ娘-ケイタイテンノウ妃

ソ行

★ 蘇我石河宿禰       ソガノイシカワノスクネ   中   129   104         タケノウチスクネ三男→蘇我臣・川辺臣・田中臣・高向臣・小治田臣・桜井臣・      岸田臣等の祖

★ 虚空津比売命       ソラツヒメノミコト     中   133   162       オキナガスクネ・カツラギタカヌカヒメ次女

 曾婆加理         ソバカリ       下   222   408      スミノエナカツオオキミに仕える隼人の将側近→テンノウ軍へ寝返り後殺さる

★ 衣通郎女         ソトホリノイラツメ     下   225   424      インギョウテンノウ・オオナカツヒメ次女カルノオホイラツメ同→兄カルノミコ悲恋-後追い自殺

ソ行つづく

渋沢栄一のことば解 

渋沢栄一100の訓言memoより

渋澤健 著 日経新聞社

今回、新1万円札の肖像として脚光を浴びる事となった渋沢栄一翁。近代日本の産業の基礎を築き上げた巨人、産業・経済界のみでなく、社会生活全般の近代化に尽力されたのは周知のこと。ご存じでしょうが、今は東京屈指の高級住宅街となっている田園調布も、本をただせば渋沢栄一翁が当時働く人々の為に住宅地として整備したのが始まりとか・・・

今でも多大なる影響を及ぼしている、巨人の言葉を玄孫渋沢健氏が纏められた本の中から紹介します。

読み易い本ですし、翁の思想のエキスが詰まった本なので興味ある方は一度手に取って頂ければと思います。更にその本には、どの著書から引用した言葉かという事も分かりますので深く触れたいと思われる方の案内書としても最適です。

茲では、本文の中から是はという言葉を抜き出しています。

【夢七訓】(挿入)

夢無キ者ハ理想ナシ 理想無キ者ハ信念ナシ 信念無キ者ハ計画ナシ

計画無キ者ハ実行ナシ 実行無キ者ハ成果ナシ 成果無き者ハ幸福ナシ

故ニ幸福ヲ求メル者ハ夢ナルベカラズ

(これは、渋沢栄一の言葉とされるものです)

毎日新しいものを探そう(2)

日々に新たにして また日に新なりは面白い すべて形式に流れると精神が乏しくなる 何でも日に新たなりの心掛けが肝要である              論語と算盤  〈理想と迷信〉

欲がない人はダメ(4)

無欲は怠慢の基である      渋沢栄一訓言集 〈一言集〉

すべては心の持ち方次第だ(7)

世の中の事すべては心の持ち様一つでどうにでもなる             渋沢栄一訓言集 〈一言集〉

人は理想を持たねばならない(9)

およそ目的には 理想が伴わなくてはならない その理想を実現するのが人の務めである         渋沢栄一訓言集 〈処事と接物〉

細かくこだわりすぎる心は元気をすり減らす(12)

あまりに堅苦しく物事に拘泥し 細事に没頭する時は自然に溌溂たる気力を銷磨し進取の勇気を挫くことになる(中略) 溌溂たる活動を為し初めて大事業を完成し得るものであるるから近来の傾向に就いては大いに警戒せねばらぬな         論語と算盤 〈成敗と運命〉

信じていないことは口に出すな(15)

自分が信じぬことは言わず 知った以上は必ず行うという念が強くなれば自然に言語は寡黙になり行為は敏捷になるものである                渋沢栄一訓言集 〈立志と修養〉

ときには考えをやめて行動に移さねばならない(17)

すべて世の中の事は三思しても猶足らず 十思百慮を要することもあればまた再思の要だに無く直ちに実行せねばならない事もある              渋沢栄一訓言集 〈処事と接物〉

礼儀を尽くせ(20)

礼儀ほど美しいものはない       渋沢栄一訓言集 〈一言集〉

わがままを元気と誤解するな(22)

人と争って自分が間違っておっても強情を張り通す これが元気が良いと思ったら大間違いである       論語と算盤 〈人格と修養〉

口は幸運の門でもある(26)

口舌は実に禍の起こる門でもあるが また福祉の生ずる門でもある          論語と算盤 〈常識と習慣〉

素直に望めば運命は拓ける(28)

自分から こうしたいああしたいと 奮励さえすれば 大概はその意の如く成るものである 然るに多くの人は幸福なる運命を招こうとはせず却って手前の方から故意に侫けた人となって 逆境を招くようなことをしてしまう                       論語と算盤〈処世と信条〉

順境も逆境も自分が作りだすもの(30)

世人は 一も二もなく彼を順境の人思うであろうが 実は順境でも逆境でもなく その人自らの力でそういう境遇を作りだしたに過ぎない                               論語と算盤〈成敗と運命〉

成功熱に踊らされるな(34)

世に成功熱に浮かされ野猪的に進む者がおおい 渋沢栄一訓言集〈道徳と功利〉

常識とは智・情・意のバランスのことである(37)

智・情・意の三者が各々 権衡を保ち 平等に発達したものが完全の常識であろう                      渋沢栄一伝記資料〈青淵百話〉

緻密過ぎる教育は鉢植えの木のような人をふやす(44)

現今の教育は 修学の順序と言い 教育の仕方といい 至極緻密であるが成業の人を視ると鉢植の樹木を観るように枝振りはいいが兎角小規模でただ小利にのみ走ると言う幣が見える          渋沢栄一訓言集〈学問と教育〉

人の心に沁み込んだものは簡単に消せない(49)

浸潤は実に恐ろしいものである 一旦沁み込んだら容易に除き去れる

ものではない             渋沢栄一訓言集〈座右銘と家訓〉

信と義は表裏一体である(51)

信には義が伴わねばならず 義には信が伴わねばならない           論語と算盤〈常識と習慣〉

志が立派なだけでは世間は信用しない(56)  

志がいかに善良で忠如の道に適っていてもその所作がこれに伴わなければ世に信用を受けることができぬ訳である 論語と算盤〈常識と習慣〉

忙しくても二つのことを同時にやるな(58)

如何に忙しき時とても 仕事を考えながら人と談話し 談話しながら事務上に心を配るなどは過誤を招く所以である     渋沢栄一訓言集〈処事と接物〉

一本のマッチから大火事になる(60)

凡そ信用は絶対的なものである(中略)一本のマッチ一本の吸殻からも大火の起ることもある          渋沢栄一訓言集〈実業と経済〉

形だけの礼は礼をしないより悪い(62)  

人に対して敬礼を欠いてはならない されど唯形式だけの敬礼は往々相手の感情を害し却って礼せざるに劣るものである
渋沢栄一訓言集〈処事と接物〉

信任を失った経営者は潔く其の職を去れ(65)

会社の重役たる名誉も 会社の資産も 悉く多数株主から自分に嘱託

されたものである 若し多数人の信任がなくなった際は何時でも潔く其の職を去るのが当然である       渋沢栄一伝記資料〈青淵百話〉

王道を歩こう(73)

若し其れ富豪も貧民も王道を以て立ち 王道は即ち人間行為の定規であるという考えを以て世に処するならば百の法文千の規則有るよりも遥かに勝ったことだと思う

                       論語と算盤〈算盤と権利〉

弱者の自立を促すような救済策が必要だ(75)

弱者を救うは必然のことであるが 更に政治上依り論じても(中略)

成るべく直接保護を避けて防貧の方法を講じたい

                      論語と算盤〈仁義と富貴〉

生ぬるい湯につかるな(77)     

何事にも熱情無き人がある 此れを国家社会の上から見れば酔生夢死の人間と言うほかなくその種の人が多くなれば即ち国は必ず滅ぶ

渋沢栄一訓言集〈座右の銘と家訓〉

公益を口実に他人に保護を求めるな(79)

公益を口実にして 他の保護を求めるは日本人の通弊である(中略)

世間には随分勝手な説を立てる者がある

                    渋沢栄一訓言集〈道徳と功利〉

一部が気に入らないと全体を否定しがちだ(80)

兎角 人は一局部に不如意のことがあれば 全体を善からぬものとする幣がある                渋沢栄一訓言集〈処事と接物〉

安易に多数決に頼るのは残酷な行為である(81)

何事も多数決 多数決というけれども 多数の力で少数の者を圧倒するはこれ程容易のことはない またこれ程惨酷なことはない

                     渋沢栄一訓言集〈道徳と功利〉

自分が嫌なことは他国にも押しつけない(85)

日中間は同文同種の関係であり(中略) 人情を理解し己の欲せざる処は此れ人に施さず所謂 相愛忠如の道を以て相交わるのあり

論語と算盤〈実業と士道〉

完全な富を築きあげよう(91)

完全なる富は 完全なる信念から 生じなければならない

                    渋沢栄一訓言集〈座右銘と家訓〉

優れた人格とお金儲けは立派に両立する(94)

かくの如き誤解あり (中略)仁義道徳を以て人を治めたる者は 生産利殖に関係するものではない・・・            論語と算盤〈実業と士道〉

お金の善し悪しは使う人に依って決まる(95)

金はそれ自身に善悪を判別するの力はない 善人が此れを持てば善くなる 悪人が此れを持てば悪くなる            論語と算盤〈仁義と富貴〉

義は大切だが利を度外視してはならない(98)

何時でも事業に対する時には 利に喩らず義に喩ることにしておる 多数の人より資本を寄せ集めるには事業より利益の挙がるようにせねばならぬ利益を度外に置くことを許さぬは勿論であれる

                          論語講義〈里仁第四〉

富を永続させよう(100)

真正の利殖は仁義道徳に基づかなければ決して永続するものではない

                        論語と算盤〈仁義と富貴〉

総 論

論語と算盤という懸け離れたものを一致せしめることが今日の緊要の務めと自分は考えているのである

                        論語と算盤〈処世と信条〉

渋沢 栄一(しぶさわ えいいち、天保11年2月13日(1840年3月16日) – 昭和6年(1931年)11月11日)は、江戸時代末期(幕末)から大正初期にかけての日本の武士(幕臣)、官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父といわれる。理化学研究の創設者でもある。

おわりに現代(昭和平成)の経済産業界の巨人稲盛和夫氏の言葉を記しておきます。

一、謙虚にして驕らず奢らず                                                   二、思念は業を創る                            三、宇宙の心と一体になる                 稲盛和夫

古事記人名索引 memo Ⅲ (アイウエオ順)

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ 登場順の順にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人が特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219 

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

オ行(つづき)

★ 大宅王           オホヤケノオホキミ    下   267   540        キンメイテンノウ・キタシヒメ四男

★ 大伴王           オホトモノオホキミ    下   267   543        キンメイテンノウ・キタシヒメ三女

★ 忍坂日子人太子       オサカノヒコヒトノヒツギミコ 下   269   573       ビタツテンノウ・ヒロヒメミコト長子マロコノオホキミ同-第34代舒明天皇ジョメイ父

★ 老女子郎女         オミナコノイラツメ    下   269   578      カスガノナカツワクゴ娘ービタツテンノウ妃

★ 大㑨王           オホマタノオホキミ    下   269   582       ビタツテンノウ・オミナコイラツメ四男

★ 意富芸多志比売       オホギタシヒメ    下   270   592        ソガノイナメノスクネ娘ーヨウメイテンノウ妃

★ 大雀皇帝          オオサザキノミカド   序   25    11          第十六代天皇-仁徳天皇

★ 太朝臣安萬侶        オホノアソンヤスマロ   序   25    12         正五位上勲五等古事記編纂太朝臣安萬侶 古事記編輯奏上

★ 弟宇迦斯          オトウカシ      中   114   25      宇陀豪族兄弟 神武軍帰順 水取等祖

★ 大久米命          オホクメノミコト    中   115   27       神武東征軍将軍 久米直ノ祖

★ 弟師木           オトシキ      中   118   31       大和豪族兄弟 神武敵対軍

★ 大倭日子鉏友命       オオヤマトヒコスキトモノミコト 中   125   52       アクトヒメ・アンネイ二子→第四代懿徳天皇イトク 軽ノ境岡宮(橿原市大軽附近)崩御45歳  御陵:畝傍山真名子谷(橿原市西池尻附近)

★ 意富夜麻登久邇阿礼比売命  オホヤマトクニアレヒメノミコト 中   125   57        ワチツミノミコト長女 ハエイロロネ同

★ 奧津余曾          オキツヨソ      中   126   63      尾張連ノ祖・ヨソタホビメ兄

★ 大倭帯日子国押人命 オオヤマトタラシヒコクニオシヒトノミコト  中   126   66        コウショウテンノウ・ヨソタホビメ次男→第六代孝安天皇コウアン  葛城室秋津嶋宮-御所市室ノ宮 山東麓 123歳崩御 御陵:玉手ノ岡ノ上(御所市玉手)

★ 忍鹿比売命         オシカヒメノミコト    中   126   67         コウショウテンノウ妃・ アメノオシタラシヒコ娘・コウショウテンノウ姪

★ 大吉備諸進命        オホキビモロススミノミコト 中   126   68         コウアンテンノウ・オシカヒメ長子

★ 大倭根子日子賦斗邇命    オホヤマトネコヒコフトニノミコト 中   126   69         コウアンテンノウ・オシカヒメ次男→第七代孝霊天皇コウレイ黒田廬戸イホト宮-奈良磯城郡田原本町     黒田 106歳崩御 御陵:片岡馬坂ノ上(奈良北葛城郡王寺町)

★ 大目            オホメ       中   127   70       クハシヒメ親 十市(桜井市・磯城郡一帯)県主の祖

★ 大倭根子日子国玖琉命   オホヤマトネコヒコクニクルノミコト  中   127   72        コウレイテンノウ・クワシヒメ長子→第八代孝元天皇コウゲン軽ノ境原宮-橿原市大軽町附近      57歳崩御 御陵:釼池ノ中ノ岡ノ上(橿原市石川町剣池上の地)

★ 意富夜麻登玖邇阿礼比売   オホヤマトクニアレヒメ   中   127   75      アンネイテンノウ曾孫→別名ハエイロネ・コウレイテンノウ妃

★ 大吉備津彦命        オホキビツヒコノミコト   中   127   79         コウレイテンノウ・オオヤマトクニアレヒメ次男→吉備上ツ道臣ニ祖 紀:崇神記四道将軍吉備地方   -吉備津神社祭神

★ 大毘古命          オホビコノミコト    中   128   86        コウゲンテンノウ・ウツシコメ長子 紀:崇神記四道将軍高志(北陸)地方

★ 意富那毘(田+比)      オホナビ      中   129   96         葛城豪族主 尾張連等の祖 タカチナビメノ兄

★ 意祁都比売         オケツヒメ      中   130   117         ヒコクニオケツ妹-カイカテンノウ妃

★ 大箇木垂根王        オホツツキタリネノミコ   中   130   122         ヒコユムスミノミオオキミ(カイカッテンノウ子)長子ーカイカテンノウ孫 娘カグヤヒメ(スイニン妃)

★ 大㑨王           オホマタノキミ     中   131   126        ヒコイマスオオキミ・エナツヒメ長子

★ 息長水依比売        オキナガノミヅヨリヒメ  中   131   137        アメノミカゲノカミノウムメ 御上神社巫女-ヒコイマスオオキミ妻

カ行

★ 神倭天皇          カムヤマトスメラミコト   序   18    2      初代天皇神武天皇神倭伊濤禮毘古天皇 

★ 神倭伊波礼毘古       カムヤマトイハレビコノミコ  序   25    9     初代天皇-神武天皇 神倭伊濤禮毘古天皇

★ 神倭伊濤禮毘古命      カムヤマトイワレビコノミコト 中   108   14    カヤフキアエズミコト・タマヨリヒメ四男→初代天皇神武天皇ジンム畝傍白檮原ウネビノカシハラ宮      (奈良橿原市)137歳崩御 御陵:畝傍山北ノ方白檮ノ尾上(奈良橿原畝傍町)

★ 神八井耳命         カムヤイミミノミコト    中   122   44          ヒメタタライスケヨリヒメ・ジンムの次男→意富オホ臣・小子部チイサコベ連・坂合部連・火君・大分君・阿蘇君・筑紫三家サンケ連・雀部サザキベ臣・雀部造・小長谷造・都祁ツケ直・伊予國造・科野國造・道奧國造・常陸國造・長狭ナガサ國造・伊勢舟木直・尾張丹波臣・嶋田臣等の祖

★ 神沼河命耳         カムヌナカワミミノミコト   中   122   45      ヒメタタライスケヨリヒメ・ジンムの三男カムヌナカワ同 第二代綏靖天皇スイゼイ 葛城高岡宮    (奈良御所ゴゼ市森脇)崩御45歳 御陵:衝田ツキタ岡(橿原市四条町田井坪)

★ 河㑨毘売          カワマタビメ     中   124   47       スイゼイ妃 師木県主祖

★ 河内青玉          カワチノアオダマ    中   128   91       河内地方豪族 ハニヤスビメ親

★ 葛木長江曾都毘古      カツラギノナガエノソツビコ 中   129   109                         タケノウチスクネ六男 ニントクテンノウ大后イハノヒメノ親 玉手臣・的イクハ臣・生江イクエ臣・阿芸那アギナ臣等の祖

★ 葛木垂水宿禰        カツラギノタルミノスクネ  中   130   119   葛木氏豪族 ワシヒメ親

★ 刈幡戸弁          カリハタトベ     中   131   125              ヤマシロノエナヤマシロノエナツヒメ同 ヒコイマスオオキミ(カイカテンノウ・オケツヒメ長子)妻

★ 神大根王          カムオホネノミコ     中   131   140      ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ三男ヤツリノイリヒコ同→三野國本巣ノ国ノ造‣長幡部ノ連ノ祖

★ 河上摩湏郎女        カワカミノマスノイラツメ   中   132   150  丹波氏一族の女→ミチノウシノオオキミ(ヒコイマスオオキミ・オキナガノミズヨリヒメ長子)妻

★ 迦邇米雷王         カニメイカヅチノオホキミ  中   132   156    オホツツキマワカオホキミ・アヂサハビメ長子

★ 葛木高額比売        カツラギノタカヌカヒメ   中   133   160     タジマヒタカ(→タジマモリノ子)・ユラドミ長女(アメノヒボコ系譜)→オキナガノスクネノオオキミ妻-オキナガタラシヒメ(神功皇后)母

★ 河俣稲依毘売        カワマタノイナヨリビメ   中   133   164   河俣-河内国若江郡(現東大阪川㑨)豪族一族-オキナガスクネ妻

★ 迦具夜比売         カグヤヒメ      中   141   204    オホツツキタリネノミコ(カイカテンノウ孫)娘→スイニンテンノウ妃

★ 刈羽田刀弁         カリハタトベ     中   141   207   ヤマシリオオクニフチ娘-スイニンテンノウ妃

★ 神櫛命           カムクシノミコト     中   154   231     ケイコウテンノウ・イナビオオイラツメ五男→木ノ国酒部ノ阿比古・宇陀ノ酒部ノ祖

★ 香余理比売         カゴヨリヒメ     中   154   240   ケイコウテンノウ・妾妻2- 皇女

★ 訶具漏比売         カグロヒメ      中   155   252   スメイロノオオナカツヒコ娘(ヤマトタケル玄孫誤伝か)-ケイコウテンノウ妃(-系譜誤伝?)      

★ 迦具漏比売         カグロヒメ      中   173   285    スメイロノオオナカツヒコ・シバノヒメ娘(ヤマトタケル曾孫)-ケイコウテンノウ妃→系譜誤伝か?訶具漏

★ 香坂王           カゴサカノオホキミ    中   173   289     チュウアイテンノウ・オオナカツヒメ長子→神功皇后・応神天皇へ反逆謀反

★ 迦具漏比売         カグロヒメ      中   184   332    ヤマトタケル系譜曾孫記載有り誤伝OR別人?-オウジンテンノウ妃 訶具漏比売

★ 川原田郎女         カハラダノイラツメ    中   184   333      オウジンテンノウ・カグロヒメ長女

★ 迦多遅王          カタヂノオホキミ    中   185   337     オウジンテンノウ・カグロヒメ長子

★ 葛城之野之伊呂売     カツラギノノノイロメ    中   185   338  葛城豪族一族か-オウジンテンノウ妃

★ 髪長比売         カミナガヒメ      中   189   342     ウシモロ娘ー太子オオサザキ=オウジンテンノウに召されニントクテンノウ妃となる

★ 執檝者          カジトリ       中   194   352    オオヤマモリノミコト叛乱の時 ウヂノワキイラツコ変装

★ 甲斐郎女         カヒノイラツメ      下   225   413     ハンゼイテンノウ・ツノノイラツメ長女

★ 軽大郎女         カルノオホイラツメ     下   225   423      インギョウテンノウ・オオナカツヒメ次女ソトホリノイラツメ・カルノオトメ同→兄カルノミコ悲恋-後追い自殺

★ 軽之嬢子         カルノオトメ       下   229   432     インギョウテンノウ・オオナカツヒメ次女ソトホリノイラツメ・カルノオホイラツメ同→兄カルノミコ悲恋-後追い自殺

★ 葛城円大臣        カツラギノツブラノオホオミ  下   235   437     タケノウチスクネ曾孫豪族葛城氏皇室外戚 ツブラオホミ同 (書記:雄略紀元年条)-アンコウテンノウ刺殺のマヨワオオキミが逃込む :ユウリャクテンノウ攻めるによりマヨワオオキミと共に死す

★ 訶良比売         カラヒメ        下   236   439    ツブラオホミ娘-ユウリャクテンノウ妃 セイネイテンノウノ母 韓比売

★ 韓袋           カラブクロ       下   237   440      淡海( 近江)佐々紀ノ山の君ノ祖→帰化人か子孫は陵墓守役

★ 白檮童女         カシハラヲトメ      下   244   451   元来三輪の社の樫原乙女(巫女) 茲ではヒキタベノアカイコの事(ユウリャクテンオウ条)

★ 葛城一言主        カツラギノヒトコトヌシ    下   248   453  葛城山ノ言離ノ神-葛城坐一言主神社(神名)

★ 春日袁杼比売       カスガノオドヒメ     下   253   457    ヲドヒメ(ワニノサツキ娘-ユウリャクテンノウ妃)同

★ 春日大郎女        カズガノオホイラツメ    下   263   471     ユウリャクテンノウ娘-ニンケンテンノウ妃

★ 春日山田郎女       カスガノヤマダノイラツメ   下   264   480    ニンケンテンノウ・ヌカノワクゴ長女

★ 神前郎女         カムサキノイラツメ     下   265   495    ケイタイテンオウ・クロヒメ長女

★ 川内若子比売       カワチノワクゴヒメ     下   267   521 大坂河内地方豪族一族か

★ 笠縫王          カサヌヒノオホキミ     下   267   526      キンメイテンノウ・イシヒメ三男

★ 上王           カミノオホキミ      下   267   527     キンメイテンノウ・ヲイシヒメ(センゲ娘イシヒメ妹)長子

★ 春日日爪臣        カスガノヒツマノオミ    下   267   528 日地方-現奈良豪族首長か ヌカゴノイラツメ(キンメイテンノウ妃)親

★ 春日山田郎女       カスガノヤマダノイラツメ   下   267   530         キンメイテンノウ・ヌカゴノイラツメ長女

★ 葛城王          カツラギノオホキミ     下   268   550          キンメイテンノウ・オエヒメ(ソガノイナメ妹・キタシヒメ姨)次男

★ 貝蛸王          カヒタコノオホキ      下   268   556       ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ長女ーショウトクタイシ妃 シヅカヒノオホキミ・ウヂノカヒタコノヒメミコ・ウヂノシヅカヒ同

★ 葛城王          カツラギノオホキミ         下   268   562           ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(後のスイコテンノウ)三男

★ 春日中若子        カスガノナカツワクゴ    下   269   577     春日地方豪族か オミナコノイラツメ(ビタツテンノウ妃)親

★ 春日王          カスガノオホキミ     下   269   581       ビタツテンノウ・オミナコイラツメ三男 

★ 笠縫王          カサヌヒノオホキミ     下   269   591             ヒコヒトヒツギノミコ・サクライノユミハリオホキミ次子

キ行

★ 岐湏美美         キスミミ       中   119   38            アヒラヒメ・ジンムの子

★ 木角宿禰         キノツヌノスクネ     中   129   106           タケノウチスクネ五男→木臣・都奴臣・坂本臣の祖

★ 岐比佐都美        キヒサツミ       中   151   219                   出雲国造ノ祖 出雲大社にて大国主奉斎主

★ 吉備兄日子王       キビノエヒコノオホキミ   中   155   242      ケイコウテンノウ・妾妻2- 皇子

★ 吉備之臣建日子      キビノオミタケヒコ    中   172   272       オホキビタケヒメ(ヤマトタケル妃)ノ兄 ミスキトモミミタケヒコ(ヤマトタケル副将)同か

キ行つづく

古事記人名索引 memo Ⅱ (アイウエオ順)

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ  順蕃(本編登場順)にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人として特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219   

※ 誤字脱字記載漏れある場合はご容赦ください

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

ウ行

★ 宇佐津比古       ウサツヒコ       中   108   16    土人クニビト大分宇佐豪族

★ 宇佐津比賣       ウサツヒメ       中   108   17    土人クニビト大分宇佐豪族

★ 宇麻志麻遅命      ウマシマジノミコト     中   119   34   ニギハヤヒ・トミビメの子-物部連・穂積臣・婇臣ノ祖

★ 内色許男命       ウツシコヲノミコト     中   128   84   穂積臣等祖 妹ウチシコメノミコト(コウゲン妃) ウマシマジノミコト末裔物部氏同祖

★ 内色許女命       ウツシコメノミコト     中   128   85    ウツシコヲ妹-コウゲンテンノウ妻

★ 味師内宿禰       ウマシウチノスクネ     中   129   98   ヒコフツオシノマコトノミコト・タカチナビメ(オホナビ妹)長子 山代ノ内ノ臣ノ祖

★ 宇豆比古        ウヅヒコ       中   129   99   木ノ国造ノ祖 妹ヤマシタカゲヒメ(ヒコフツオシノマモトノミコト妻)

★ 菟上王         ウナカミノオホキミ     中   132   149   オホマタノオオキミ次男→比売陀君野祖 スイニン朝オムチワケ出雲大神詣副派遣

★ 歌凝比売        ウタゴリヒメ      中   152   222   タニハ(旦波―丹波)ミチノウシオオキミ娘ーホムチワケ育児係実家へ還

★ 宇遅能和紀郎子     ウヂノワキイラツコ     中   184   319   オウジンテンノウ・ミヤヌシヤガワエヒメ長子(長女)→太子詔勅 オホサザキと皇位を譲り合い早逝する

★ 宇遅之若郎女      ウヂノワカイラツメ     中   184   323   オウジンテンノウ・ヲナベイラツメ長女 ニントクテンノウ后(庶妹)

★ 菟田首         ウダノオビト      下   256   463   オフヲ(ヲケノミコ妻)親

★ 馬来田郎女       ウマグタノイラツメ     下   265   497   ケイタイテンオウ・クロヒメ三女

★ 馬木王         ウマキノオホキミ      下   268   549   キンメイテンノウ・オエヒメ(ソガノイナメ妹・キタシヒメ長子

★ 菟道貝蛸皇女      ウヂノカヒタコノヒメミコ   下   268   557   ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(後のスイコテンノウ)長女ーショウトクタイシ妃           シヅカヒノオホキミ・カヒタコノオホキミ・ウヂノシヅカヒ同

★ 菟道静貝皇女      ウヂノシヅカヒ     下   268   558  ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(後のスイコテンノウ)長女ーショウトクタイシ妃               シヅカヒノオホキミ・カヒタコノオホキミ・ウヂノカヒタコノヒメミコ同

★ 宇毛理王        ウモリノオホキミ      下   268   563  ビタツテンノウ・トヨミケカシキヤヒメ(のちのスイコテンノウ)四男

★ 宇遅王         ウヂノオホキミ      下    269   576     ビタツテンノウ・ヒロヒメミコト三男

★ 上宮厩戸豊聡耳命  ウエノミヤノウマヤドノトヨトミミノミコト 下   270   594   ヨウメイテンノウ・ハシヒトアナホベオホキミ長子-スイコテンノウ摂政→聖徳太子ショウトク

エ行

★ 兄宇迦斯        エウカシ        中   114   24   宇陀豪族兄弟 神武東征軍敵対

★ 兄師木         エシキ        中   118   30   大和豪族兄弟 神武東征敵対軍

★ 兄比売         エヒメ        中   148   216   ヒコタタスミチノウシノオオホキミ娘 スイニンテンノウ妃(サホビメノ姪)-ホムツワケ乳母役か

★ 兄比売         エヒメ        中   156   255   オオネノキミ娘-ケイコウテンノウ召喚―大碓命妻

★ 恵波王         エハノオホキミ      下   267   523    センカ(センゲテンノウ・ワクゴヒメ次男→韋那君・多治比君ノ祖

★ 植栗王         エクリノオホキミ      下   270   596   ヨウメイテンノウ・ハシヒトアナホベオホキミ三男

オ行

★ 大㑨王         オホマタノオホキミ     下   267   587   アヤノオホキミ妹→ヒコヒトヒツギニノミコ妃

★ 息長宿禰王       オキナガノスクネノオホキミ   中   132   159   カニメイカヅチオオキミ・タカキヒメ長子

★ 息長帯比売命      オキナガタラシヒメノミコト   中   133   161   オキナガスクネ・カツラギタカヌカヒメ長女→チュウアイテンノウ大后ー神功皇后ジングウ オウジンテンノウ母 神意により朝鮮出兵☞三韓征伐

★ 息長日子王       オキナガヒコノオオキミ    中   133   163   オキナガスクネ・カツラギタカヌカヒメ長子→吉備品遅君・針間阿宗君ノ祖

★ 大多牟坂王       オホタムサカノオオキミ    中   133   165   オキナガスクネ・カワマタノイナヨリビメ長子→多遅摩国造ノ祖

★ 意富阿麻比売      オホアマヒメ       中   133   170  尾張連ノ祖 スジンテンノウ妃

★ 大入杵命        オホイリキノミコト     中   133   171   スジンテンノウ・オオアマヒメ長子→能登臣ノ祖

★ 意富多多泥古      オホタタネコ       中   134   182  大物主大神末裔→御諸山意富美和オオミワ大神祭祀拝斎 神君(三輪君)ノ祖-大神神社神主 鴨ノ君祖

★ 大帯日子淤斯呂和気命  オホタラシヒコオシロワケノミコト  中   141   194   スイニンテンノウ・ヒバスヒメ次男→第十二代景行天皇ケイコウ 纏向日代宮-奈良桜井市穴師ノ北  137歳崩御 御陵:山辺ノ道ノ上(奈良天理市渋谷町向山附近)

★ 大中津日子命      オホナカツヒコミコト     中   141   195   スイニンテンノウ・ヒバスヒメ三男→山辺別・三枝サキクサ別・稲木別・阿太別 尾張国ノ三野別・吉備ノ石无イワナシ別・許呂母コロモ別・高巣鹿別 飛鳥君・牟礼別等ノ祖

★ 落別王         オチワケノオオキミ     中   141   208   スイニンテンノウ・カリハタトベ長子→小月ノ山君・三川ノ衣君ノ祖

★ 弟刈羽田刀弁      オトカリハタトベ     中   141   211   カリハタトベ妹(オオクニノフチ娘)-スイニンテンノウ妃

★ 弟比売命        オトヒメ        中   132   153   ミチノウシオオキミ・マスノイラツメ三女→スイニンテンノウ妃ーホムチワケ育児係

★ 弟比売         オトヒメ        中   148   217   ヒコタタスミチノウシノオオホキミ娘 スイニンテンノウ妃(サホビメノ姪)-ホムツワケ乳母役か

★ 弟比売         オトヒメ        中   152   221   タニハ(旦波―丹波)ミチノウシオオキミ娘ーヒバスヒメ妹ホムツワケ育児(重複)

★ 大碓命         オホウスノミコト      中   154   227   ケイコウテンノウ・イナビオオイラツメ次男 弟小碓命(ヤマトタケル)により弑殺さる→守君・大田君・嶋田君の祖

★ 押別命         オシワケノミコト      中   154   235   ケイコウテンノウ・ヤサカノイリヒメ三男

★ 弟比売命        オトヒメノミコト      中   155   244   ケイコウテンノウ・妾妻(二蕃目)ノ 皇女

★ 大枝王         オホエノオホキミ      中   155   253   ケイコウテンノウ・カグロヒメ長子ヤマトタケル条再録 (大江王)

★ 大根王         オホネノキミ       中   156   254  三野(美濃)国造 エヒメ・オトヒメノ(ケイコウテンノウ召上要請)親

★ 弟比売         オトヒメ        中   156   256   オオネノキミ娘-ケイコウテンノウ召喚―大碓命妻

★ 押黒之兄日子王     オシグロノエヒコノオホキミ   中   156   257   オホウス・エヒメ長子→三野宇泥湏和気ノ祖

★ 押黒之弟日子王     オシグロノオトヒコノオホキミ  中   156   258   オホウス・オトヒメ長子→牟宣都君等ノ祖

★ 弟橘比売命       オトタチバナヒメノミコト   中   163   264   ヤマトタケル后-走水ノ海ヘ荒海鎮メ祓イノ為入水

★ 意富多牟和気      オホタムワケ       中   172   269  近ツ淡海安国造ノ祖-フタヂヒメ(ヤマトタケル妃)ノ父

★ 大吉備建比売      オホキビタケヒメ     中   172   273   ミスキトモミミタケヒコ妹-ヤマトタケル妃 タケカヒコノ母

★ 息長田別王       オキナガタワケノオオキミ   中   172   277   ヤマトタケル・妻(名不詳-息長一族か)長子

★ 息長真若中比売       オキナガノマワカナカツヒメ 中   172   280  クヒマタナガヒコ(オキナガタワケ子)ノ次女ーオウジンテンノウ妃

★ 弟比売           オトヒメ      中   172   281  クヒマタナガヒコ(オキナガタワケ子)ノ三女

★ 大名方王          オホナガタノオオキミ   中   173   287   オホエノオオキミ(ケイコウテンノウ皇子)・シロガネノオホキミ長子

★ 大中比売命         オホナカツイメノミコト   中   173   288  オホエノオオキミ(ケイコウテンノウ皇子)・シロガネノオオキミ長女-チュウアイテンノウ妃 (大中津)

★ 忍熊王           オシクマノオホキミ    中   173   290  チュウアイテンノウ・オオナカツヒメ次男→神功皇后・応神天皇ヘ反逆謀反

★ 弟財郎女          オトタカラノイラツメ   中   173   292  タケオシヤマタリネ娘-セイムテンノウ妃

★ 大鞆和気命         オホトモワケノミコト   中   174   295  チュウアイテンノウ・ジングウコウゴウ次男→ホムダワケ同 第十五代応神天皇オウジンテンノウ(胎中天王)軽嶋明アルノシマアキラ宮-奈良橿原市大軽町畝傍山東南 甲午9月9日130歳崩御 御陵:川内恵賀裳伏岡エガノモフシノオカ(大阪羽曳野市誉田コンダ)

★ 弟日売命          オトヒメノミコト    中   183   302  ホムダマワカ娘三女-オウジンテンノウ妃

★ 大山守命          オホヤマモリノミコト   中   183   306  オウジンテンノウ・タカギノイリヒメ次男ー謀反反逆 →土形ヒジカタ君・幣岐ヘキ君・榛原ハリハラ君等の祖

★ (妹)大原郎女        オホハラノイラツメ    中   184   308  オウジンテンノウ・タカギノイリヒメ長女

★ 大雀命           オホサザキノミコト    中   184   311   オウジンテンノウ・ナカツヒメ長子→第十六代仁徳天皇ニントク 難波高津宮-大阪市東区法円坂町附近丁卯8月15日西暦427年83歳崩御 御陵:毛受耳原(堺市大仙町)最大の前方後円墳

★ 大羽江王          オホハエノオオキミ    中   184   329  オウジンテンノウ・ナガヒメ長子

★ 忍坂大中比売        オサカノオホナカツヒメ   中   184   335  オウジンテンノウ・カグロヒメ三女

★ 弟日売真若比売       オトヒメマワカヒメ    中   202   371  オキナガマワカナカツヒメ妹 モモシキイロベ同 ワカノケフタマタノオオキミ(オウジンテンノウ・オキナガマワカナカツヒメ長子)妻

★ 大郎子           オホイラツコ     中   202   372  ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)・モモシキイロベ(オトヒメマワカ)長子 オホホド同→(ケイタイテンノウ曾祖父)三国君・波多君・息長坂君・酒人君・山道君・筑紫米太多ヌタ君・布勢君等ノ祖

★ 意富富杼          オホホト      中   202   373  ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)・モモシキイロベ(オトヒメマワカ)長子 オホイラツコ同→(ケイタイテンノウ曾祖父)オサカノオホナカツヒメ(インギョウテンノウ妃)の兄 三国君・波多君・息長坂君・酒人君・山道君・筑紫米太多ヌタ君・布勢君等ノ祖

★ 忍坂之大中津比売命     オサカノオホナカツヒメノミコト 中   202   374  ワカノケフタマタ(ワカヌケフタマタ)・モモシキイロベ(オトヒメマワカ)長女→インギョウテンノウ皇后アンコウ・ユウリャク母

★ 大江伊耶本和気命      オホエノイザホワケノミコト 下   204   384  ニントクテンノウ・イワノヒメ長子→第十七代履中天皇リチュウ 伊波礼若桜宮ー奈良桜井市池之内 壬申年正月3日64歳崩御 御陵:毛受モズ(大阪堺市石津ケ丘町)

★ 大日下王          オホクサカノオオキミ   下   204   389  ニントクテンノウ・カミナガヒメ(ヒムカウシモロ娘⁻応神朝)長子 ハタビノオホイラツコ同→讒言ニヨリ アンコウテンノウニ殺サル

★ 弟比売           オトヒメ      下   225   415  ワニノコゴト娘ツブライラツメノ妹→ハンゼイテンノウ妃

★ 忍坂之大中津比売      オサカノオホナカツヒメ   下   225   418  オホホドノオオキミ(オウジンテンノウ孫)妹-インギョウテンノウ妃

★ 大長谷命          オホハツセノミコト    下   225   426  インギョウテンノウ・オオナカツヒメ五男→第二十一代雄略天皇ユウリャク 長谷ハツセ朝倉宮-奈良桜井市初瀬 己巳年8月9日124歳崩御 御陵:河内多治比高鸇タカワシ(大阪羽曳野市島泉)

★ 大前小前宿禰        オホマヘヲマヘスクネ   下   228   430  物部氏首長大臣→軽太子・穴穂命戦-軽太子を助けるも後に敗れて引き渡す  (モノノベノオオマエノスクネ)

★ 意祁王           オケノミコ      下   239   441  イチノヘオシハノオオキミ長子→ユウリャクテンノウを避け身を隠す後の第二十四代仁賢天皇ニンケン 石上広高宮-奈良天理市田辺 書記在位11年 御陵:埴生坂本(大阪藤井寺市青山)

★ 忍海郎女          オシヌミノイラツメ    下   255   459  リチュウテンノウ・クロヒメ長女→ユウリャクテンノウ崩御後政為すか アヲミノイラツメ・イヒトヨノイラツメ・イヒトヨノオホキミ同

★ 大魚            オフヲ       下   256   464  菟田(宇陀)首ノ娘ーヲケノミコ(後のケンソウテンノウ)求婚

★ 置目之老媼         オキメノオミナ     下   260   469  アフミノオミナ同 ケンソウテンノウ功を賞でて宮殿に召す

★ 大郎子           オホイラツコ     下   264   483   ケイタイテンノウ・ワカヒメ長子

★ 凡連            オホシノムラジ    下   264   485  豪族尾張連等の祖 メノコノイラツメ(ケイタイテンノウ妃)兄

★ 息長真手王         オキナガマテノオホキミ  下   265   490  息長氏一族首長か マクミノイラツメ(ケイタイテンノウ妃)ヒロヒメ(ビタツテンオウ妃)親

★ 大郎女           オホイラツメ     下   265   506  ケイタイテンノウ・ヤマトヒメ長女

★大伴金村          オホトモノカナムラ    下   266   516   大伴氏連ー磐井イワイの乱鎮圧将軍

オ行つづく

古事記人名索引 memo Ⅰ(アイウエオ順)

※ 新潮社古典文学集成古事記S54年度版による

※ 表記は 名前 読み方 巻 ページ  順蕃(本編登場順)にて表示

※ ページ数は新潮社古典文学集成54年版古事記による

※ 人名は同一人物の別記・別名また神名と重複するものも全て列記している

※ 普通名詞は個人として特定できるものは表記している

※ 人名表記総数は602 ☞ 内訳 序 12 上 1 中 370 下 219   

※ 誤字脱字記載漏れある場合はご容赦ください

全てを網羅したと思いますが、脱記があった場合はご容赦お願いします。   人物の注記は 集大成の注記をも参考に 、古事記内で分かる最低限の説明にとどめています。古事記理解及び日本古代史の基礎知識として活用していただければ幸いです。

ア行

★ 阿多小椅君 アタノオバシノキミ 中  119 35  阿多地方豪族首長 アヒラヒメ兄                                  

★ 阿比良比売 アヒラヒメ 中  119 36 アタミノ妹ジンムテンノウの妃 タギシミミ・キスミミノ母

★ 県主波延 アガタヌシハエ  中 125 49 カワマタビメ兄 アクトヒメ(アンネイテンノウ妃)親

★ 阿久斗比売 アクトヒメ 中 125 50 アガタヌシハエ娘・アンネイ妃

★ 天押帯日子命 アメオシタラシヒコノミコト 中 126 65 コウショウテンノウ・ヨソタホビメ長子→春日臣・粟田臣・小野臣・柿本臣・壱比韋臣イチヒイ・ 大坂臣・阿那臣・多紀臣・羽栗臣・知多臣・牟耶ムギ臣・都怒山ツノヤマ臣・伊勢飯高臣・壱師臣・近ツ淡海國未造ノ祖                      

★ 曙立王 アケタツノオホキミ 中 132 148  オホマタノオオキミ・エナツヒメ長子→伊勢品遅部君・伊勢佐那造ノ祖 スイニン朝ホムチワケ出雲大神詣副派遣 ヤマトハシキノトミノトヨアサクラノアケタツノオオキミ同

★ 阿治佐波毘売(丹波) アヂサハビメ  中 132 155 イリネノオオキミ娘-オホツツキマワカノオオキミ妻

★ 荒河刀弁 アラカハトベ 中 133  166 木ノ国造 トホツアユメマグハシヒメ(スジンテンノウ妃)親

★ 阿耶美能伊理毘売 アザミノイリビメ 中 141 201 ヤマトタケル・ククマモリヒメ長子→鎌倉別・小津石代別・漁田イザリタ別の祖

★ 阿耶美都比売命    アザミツヒメノミコト      中   141   203          スイニンテンノウ・アザミノイリビメ長女→イナセビコノオオキミ妻                                

★ 足鏡別王 アシカガミワケノオオキミ 中 172 276 ヤマトタケル・ククマモリヒメ長子→鎌倉別・小津石代別・漁田イザリタ別の祖               

★ 淡海柴入杵 アウミノシバノイリキ 中 173 283 オウジンテンノウ・オトヒメ長女                                                

★ 阿倍郎女 アヘノイラツメ 中 184 313 オウジンテンノウ・オトヒメ長女                                                    

★ 阿貝知能三腹郎女 アハチノミハラノイラツメ  中 184 314 オウジンテンノウ・オトヒメ次女                                     

★ 阿知吉師 アチシキ  中 192 345 百済照古王ノ命により応神朝来朝-横刀(七枝刀か-石上神宮)・大鏡献上→阿直史アチキノフビト等ノ祖                                  

★ 阿知使主 アチノオミ 中 192 350 漢直祖アヤノアタイノオヤ 応神朝帰化人漢人の統率者 (百済)                                   

★ 天之日矛 アメノヒボコ 中 197 354 新羅国皇子-来朝伝承→スイニン朝タジマモリの祖                                  

★ 阿加流比売神 アカルヒメノカミ 中 199 355 アメノヒボコ妻新羅より逃れて来朝 難波比売碁曾神社祭神                                     

★ 秋山之下氷壮夫 アキヤマノシタヒヲトコ 中 200 368 秋山の擬人化→妻問伝承(古伝承集約化か)→大国主八上比売神話類型 ウミサチヤマサチ神話類型                                                    

★ 葦田宿禰 アシダノスクネ  下 219 401 カツラギノソツヒコ(タケノウチスクメ六男)ノ子→クロヒメ(リチュウテンノウ妃)ノ父                                        

★ 青海郎女 アヲミノイラツメ 下 219 405 リチュウテンノウ・クロヒメ長女→ユウリャクテンノウ崩御後政為すか イヒトヨノイラツメ・オシヌミノイラツメ・イヒドヨノオホキミ同-臨朝秉政ミカドマツリゴトシタマヒ(顕宗天皇前紀)意祇王・袁祇王ノ姨オバ                  

★ 阿知直 アチノアタイ 下 220 407 倭ノ漢ノ直アタイノ祖(オウジン朝帰化アチノオミ一族)-スミノエナカツオオキミ謀反時リチュウテンノウ救出-後朝廷出納預かる→蔵ノ官                                 

★ 穴穂命 アナホノミコト 下 225 422 インギョウテンノウ・オオナカツヒメ三男→第二十代安康天皇アンコウ石上穴穂宮-奈良天理市田町56歳崩御 御陵:菅原伏見岡(奈良宝来町古城)                                 

★ 淡海之老媼 アフミノオミナ 下 259 468  淡海(近江) の住人ーケンソウテンノウへ父オシハワケの遺骨の在処を教える功ニヨリオキメノオミナの名を賜う                              

★ 天国押波流岐広庭命 アマクニオシハルキヒロニハノミコト 下 265 489 ケイタイテンノウ・タシラカミコト(ニンケンテンノウ女)長子-第二十九代欽明天皇キンメイ 師木島宮- 奈良桜井市金屋初瀬川付近 書記:在位32年?御陵:檜隈坂合(奈良明日香村)       

★ 赤比売郎女 アカヒメノイラツメ 下 206 509 ケイタイテンノウ・ヤマトヒメ次女                              

★ 阿倍波延比売 アヘノハエヒメ  下 265 510 地方豪族首長娘かまたは一族巫女か                                      

★ 阿都王 アツノオホキミ 下 265 513 ケイコウテンノウ・アヘノハエヒメ三女                                             

★ 足取王 アトリノオホキミ 下 267 537 キンメイテンノウ・キタシヒメ次男                                                             

★ 漢王 アヤノオホキミ 下 269 586 帰化人氏族首長か オホマタノオホキミ(ホコヒトヒツギノミコ妃)兄

イ行

★ 稲幡之八上比売 イナバノヤカミヒメ 上 58  13 因幡巫女 大国主妻  木俣神(御井之神)親                              

★ 五瀬命 イツセノミコト  中 108 15 神武天皇異母兄 東征の折トミビコの矢を受て戦死                                 

★ 井氷鹿 イヒカ  中 113 22 神武東征援 土人吉野首ノ祖(神名)

★ 石押分之子  イワオシワク 中 114 23 神武東征援 吉野豪族生尾族 吉野ノ國巣ノ祖(神名)        

★ 飯日比売命       イヒヒヒメノミコト        中   125   60  シキノアガタヌシの祖  フトマワカヒメノミコト同 イトクテンノウ妃

★ 伊迦賀色許売命     イカガシコメノミコト       中   128   89 ウツシコヲ娘-コウゲンテンノウ妃・カイカテンノウ庶母後カイカテンノウ妃

★ 伊理泥王        イリネノキミ(オオキミ)      中   131   147  ヒコイマスオオキミ・ヲケツヒメ三男 アヂサハビメ(オホツツキノマワカ妻)ノ母                       

★ 伊玖米入日子伊沙知命  イクメイリヒコイサチノミコト     中   133   178 スジンテンノウ・ミマツヒメ長子→第十一代垂仁天皇スイニン 師木玉垣宮-奈良桜井市穴師 153歳崩御 御陵:菅原御立野ミタタシノ中(奈良市尼辻附近)                       

★ 伊耶能真若命      イザノマワカノミコト      中   134   177  スジンテンノウ・ミマツヒメ次男                                                

★ 伊賀比売命       イガヒメノミコト        中   134   180 スジンテンノウ・ミマツヒメ三女                                                   

★ 活玉依毘売       イクタマヨリビメ       中   135   184 スエツミミ娘(茅淳県陶邑チヌノアガタスエムラ―現大阪堺市ノ豪族か)大物主大神妻                           

★ 飯肩巣見命       イヒカタスミノミコト      中   135   186 クシカタノミコト子-オオモノヌシ系                                

★ 伊迦賀色許男命     イカガシコヲノミコト      中   135   188  ジンテンノウ命により大神神社神事準備                                            

★ 印色之入日子命     イニシキノイリヒコノミコト     中   141   193 スイニンテンノウ・ヒバスヒメ長子→灌漑事業・横刀壱千口石上神社奉納 河上部制定       

★ 伊賀帯日子命      イガタラシヒコノミコト     中   141   200  スイニンテンノウ・ヌバタノイリビメ次男                                                                 

★ 伊許婆夜和気命     イコバヤワケノミコト      中   141   202  スイニンテンノウ・アザミノイリビメ長子→沙本ノ穴太部アナホベ別ノ祖                                    

★ 五十日帯日子王     イカタラシヒコノオオキミ     中   141   209 スイニンテンノウ・カリハタトベ次男→春日ノ山君・高志ノ池君・春日部君ノ祖                           

★ 伊登志別王       イトシワケノオホキミ      中   141   210 スイニンテンノウ・カリハタトベ三男→伊登志部-部曲カキベ制定                                   

★ 石衝別王        イハツクワケノオホキミ      中   141   212 オスイニンテンノウ・オトカリハタトベ長子→羽咋君・三尾君ノ祖                                           

★ 石衝毘売        イハツクビメ        中   141   213 オスイニンテンノウ・オトカリハタトベ長女→倭建命妃                                           

★ 稲瀬毘古王       イナセビコノオオキミ      中   142   215 スイニンテンノウ娘アザミツヒメノ夫                                                             

★ 五百木入日子命     イホキノイリヒコノミコト     中   154   234 ケイコウテンノウ・ヤサカノイリヒメ次男(太子) シリツキトメ妻☞ホムダノマワカノ親                               中日売(オウジンテンノウ皇后・仁徳天皇生母)祖父                                        

★ 五百木入日売命     イホキイリヒメノミコト      中   154   236 ケイコウテンノウ・ヤサカノイリヒメ長女                                              

★ 伊那毘能若郎女     イナビノワカイラツメ      中   155   247 イナビノオオイラツメ(ワカタケキビツヒコ娘・ケイコウテンノウ妃)妹-ケイコウテンノウ妃          

★ 磐鹿六雁※       イワカムツカリ        中   157   259 ※膳臣ノ祖―ケイコウテンノウ朝白蛤ウムギ献上→膳ノ大伴部―宮廷料理部族後の高橋氏一族

★ 出雲建         イヅモタケル        中   160   261 雲国豪族勇者→ヤマトタケルノ智謀ニヨリ征伐サル                   

★ 稲依別王        イナヨリワケノオホキミ      中   172   271 ヤマトタケル・フタジヒメ長子→犬上君・建部君等の祖                

★ 飯野真黒比売命     イヒノノマグロヒメノミコト    中   172   279 クヒマタナガヒコ(オキナガタワケ子)ノ長女-ワカタケル妻                       

★ 伊佐比宿禰       イサヒノスクネ        中   179   297 難波吉師部キシベ臣の祖-反逆軍忍坂王軍の将                

★ 伊奢之真若命      イザノマワカノミコト      中   183   307 オウジンテンノウ・タカギノイリヒメ三男                            

★ 糸井比売        イトイヒメ         中   184   326 シマタリネ娘-オウジンテンノウ妃                                   

★ 伊奢能麻和迦王     イザノマワカノオホキミ     中   185   339  オウジンテンノウ・カツラギノノノイロメ長子                       

★ 伊豆志袁登売      イヅシヲトメ        中   200   367 アメノヒボコ系譜帰化人かー伊豆志大神娘(巫女)ハルヤマノカスミヲトコノ7妻       

★ 伊和島王        イワジマノオホキミ      中   203   381  ネトリノオオキミ・ミハラノイラツメ次男                          

★ 石之日売命       イハノヒメノミコト       下   204   383  カツラギノソツヒコ(タケノウチスクネ六男)娘 →ニントクテンノウ后                

★ 市辺忍歯王       イチノヘオシハノオオキミ     下   219   403  押歯王 リチュウテンノウ・クロヒメ長子-ケンソウ・ニンケンテンノウ父→ユウリャクテンノウにより弑       

★ 飯豊郎女        イヒトヨノイラツメ       下   219   406 リチュウテンノウ・クロヒメ長女→ユウリャクテンノウ崩御後政為すか アヲミノイラツメ・オシヌミノイラツメ・イヒドヨノオホキミ同ー臨朝秉政ミカドマツリゴトシタマヒ(顕宗天皇前紀)意祇王・袁祇王ノ姨オバ   

★ 飯豊王         イヒトヨノオホキミ       下   255   460 リチュウテンノウ・クロヒメ長女→ユウリャクテンノウ崩御後政為すか               アヲミノイラツメ・イヒトヨノイラツメ・オシヌミノイラツメ同                    

 石木王         イハキノオホキミ       下   256   466 不詳 地方豪族か                                                   

★ 出雲郎女        イヅモノイラツメ       下   264   484  ケイタイテンノウ・ワカヒメ長女                                                       

★ 石比売命        イシヒメノミコト       下   266   518  センカ(センゲ)テンノウ・タチバナノナカツヒメ長女→キンメイテンノウ妃                                     

★ 石垌王         イハクマノオホキミ       下   267   536  キンメイテンノウ・キタシヒメ長女                                           

★ 伊美賀古王       イミガコノオホキミ      下   267   541  キンメイテンノウ・キタシヒ五男                                            

★ 伊勢大鹿首       イセノオホカノオビト      下   269   567  伊勢地方豪族首長か ヲグマコノイラツメ(ビタツテンノウ妃)親                                     

★ 飯女之子        イヒメノコ         下   270   599  タギマノクラノオビトノヒロ娘-ヨウメイテンノウ妃

つづく