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保護猫近況(=^・^=)💖

NPO法人あおぞら

特定非営利活動法人「あおぞら」のブログ投稿記事より転記したものです。

内も外も・・


昨日は雨模様❣❣ 大雨となった地域もあるようですが、ここ門司港は其処迄ひどいという降り方ではなかったようです。
気温も一時期に比べると、雨模様でも極端に冷えると云う事も無く、いわば「催花雨」・「木の芽起しの雨」ということになるようですね~💖
家の中の猫達も外の猫達も、其々のお好みの場所で、ゆっくり過ごす時間が増えてきた様です。

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家出中の親子猫「てん」と「にゃんにゃん」も大分、過し易くはなってきた様で、近頃は、雨・風よけの物置の中で過ごす時間も短くなってきた様。

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子供の「てん」の方は、既に外暮しが2年目になって、最早、地域猫の風貌になってきていますが母親の「にゃんにゃん」は少し前までは家の中で過ごしていたんですがね~(=^・^=)

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家の中に保護していた当時の「にゃんにゃん」横のキジは夫猫の「ふー」


家の中、恋しくないのでしょうか。
大人しい😻だったので、大勢の保護猫の中で夫猫「ふー」と過ごすよりも、子供の「てん」とのんびり外暮らしの方がいいと判断したのかもしれませんね~。
食べるのも寝る場所も仲良く殆ど一緒に過ごしているようです。

今は無理をせず、外が嫌になったらそのうち戻って来るかもと云う感じで、気長に待つことにしています💖

家の中では、毎朝、ひと暴れしないと落ち着かない「しま吉」や、2Fのベッドから殆ど動かない「ちょろ」「とび」「ちび」等過ごし方さまざまですが、春っぽいこの時期ともなると、昼間は、やはりのんびりと寝ている時間の方が増えてきている感じです。

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少し、問題なのが、普段は2Fにいる「くろ」が時々下に降りて来て「しまきち」にちょっかいを掛ける事❣❢ 今迄はそんな事なかったのですが、如何した心境の変化なのでしょうか。

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一番若い「もふ」も随分、落ち着いてきた様で、お気に入りの段ボールの中でのんびりしている時間も増えてきた様子(=^・^=)夜もゲージから出てみんなと一緒に寝ていても大丈夫。

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預り中の「ふく」と「まろん」も段々と環境に馴染んできてくれている様子。時々、ゲージの外と内とで、家の中の保護猫達と見合っている事もありますが、両方とも威嚇する様な事も無いようです。

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其々のお好みの場所で、それぞれにトラブルなく過ごしてくれれば、其れが一番ですね~❣❢

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努力は報われることも・・🙀

NPO法人あおぞら

外猫・街猫との付き合い方は

何処でも、いつでも起こるトラブルとして、外猫・街猫へのえさやりの問題があります。
その点、ここ北九州の門司港は割と住民の皆様、外猫・街猫・地域猫に対しては鷹揚な対応をしてくれているようです。
一つは、住民の方々が、自ら避妊去勢手術等々の活動を個人的にまた、地域として取り組んでいることもあるのでしょう。

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それでも、矢張り無責任なえさやりさんのことが時々聞こえてくることもあります。折角の命を守ってあげようという善意の行い❣❢
出来ればマナーを守って行って頂ければ、お互い気持ちよく環境も守れるのではと思います。


先日、沖縄県議のえさやり禁止条例について、反対の声をあげられ署名活動を展開された「どうぶつ基金」さんからその後の経過の事がアップされていました。
唯、餌ヤリ禁止するのは悪いというだけではなく、外猫・街猫たちへのえさのやり方等々を提案して改善案を求めていると云う事です。

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ここでも、やはりポイントとなるのは「えさやりさんのマナー向上」は勿論のこと、飼い猫・地域猫・外猫等々に拘わらず、猫達に関わる方々の意識向上が重要と云う事のようですね。
猫達に責任があるというのではなく、関わるヒトに責任があるという自覚が大切な様です。

もうひとつ、云えば、現状では、外猫・街猫達の状況をある程度コントロールしてあげ、住みやすくしていく為にも避妊去勢も必要なこと。
行政による、相談窓口や資金的援助等々、積極的なバックアップ体制が出来上がれば完璧❣❢

こういった努力が報われて、猫達の命が守られれば嬉しいですね~(=^・^=)

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北九州 アニマイル動物診療所
公益財団法人 日本動物愛護協会 (jspca.or.jp)

公益財団法人 どうぶつ基金の報告内容


「沖縄県動物の愛護及び管理に関する条例(案)」
に関する意見交換会議事録


2 月 14 日沖縄県環境部自然保護課課長と主任技師が兵庫県芦屋市のどうぶつ基金事務局を訪れ「沖縄県動物の愛護及び管理に関する条例(案)」に関する意見交換会議が行われました。
まず最初に沖縄県からはパブリックコメントや署名、要望を受けたうえで以下の改定案が示されました。
沖縄県が示した改定された現行案 (2024 年 1 月 31 日)

第 10 条  所有者又は占有者を確知することができない猫に給餌及び給水(以下「給餌等」という。)を行う者は、生殖を不能にする手術を施した又は施すことを予定している猫その他規則で定める猫を対象として、容器を用いて給餌等を行うものとし、給餌等を行った後は速やかに飼料等を回収するものとするほか、周辺住民の生活環境に支障を生じさせることがないようにこれを行わなけれはならない。

どうぶつ基金からの提案
 猫が増える原因を作った犯人は餌やりさんではなく「無責任な飼い主」である。県は「無責任な餌やりさん」という言葉を多用しているが、そもそもお腹が減って可哀想なノラ猫に餌を与える行為は動愛法に基づいた行為である。そこには何の責任も伴わない。
ノラ猫が増える原因は、飼い猫を捨てたり、外を徘徊させ繁殖させた「無責任な飼い主」に、あるのは明らかである。

以上を踏まえて、どうぶつ基金から以下を沖縄県に提案した。
上記の現行案では「餌やりさん」の自己負担で不妊手術を求める内容となっており、住民同士の対立や「餌やりさん」へのいじめを招く懸念がある。そこで、以下のような内容を盛り込むことを提案。

1.     現行案の訂正案
第 10 条 所有者又は占有者を確知することができない猫に給餌及び給水(以下「給餌等」という。)を行う者は、容器を用いて給餌等を行うものとし、給餌等を行った後は速やかに飼料等を回収するものとするほか、周辺住民の生活環境に支障を生じさせることがないようにこれを行わなけれはならない。

2.     上記訂正案とは別に以下のような内容の条項を定める提案をしました。

o   市民は未手術の猫を見かけたら行政に報告し、県の動物愛護センターやどうぶつ基金さくらねこ無料不妊手術事業の制度を利用すれば、無料で不妊手術が受けられるので、猫ボランティアと協力してTNRを進める。

o   無責任な飼い主に対して厳しく対応する。ただし、屋内飼養の徹底は、沖縄という風土や県民性から実現不可能であるので、努力目標程度にとどめる。飼い主による飼い猫のマイクロチップ登録と不妊手術の義務化を徹底し、繁殖を望むものは登録許可制にするような仕組みづくりを要望する。

o   不妊手術予定のノラ猫と不妊手術の予定がないノラ猫の区別をすることは不可能である。また、どちらの猫も愛護動物であり保護される存在である。そのため、A、不妊手術済みまたは予定の猫と、B、不妊手術予定のない猫を区別して、餌やりの可否を付けるべきではない。

2時間にわたる会議では非常に有意義な意見交換ができたと思います。沖縄県もどうぶつ基金も「野良猫に関連して起きる問題を解決したい。」という同じ目標を持っており、今後もより良い制度設計ができるように話し合いを続けていきたいと思います。

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議事録はこちらから
 

さくらみみ(=^・^=)💞

NPO法人あおぞら blogupより転記

「どうぶつ基金mail」で熊本愛護センターの取り組みが紹介されていた。年間1500匹のTNRさくら猫を目標として無料手術を実施するらしい。TNRだけが問題解決ではないでしょうが、やはり環境保全の為にも大きな取り組み、北九州市は如何いう取り組みをしているのでしょうか。ボランティア任せなのかな。
特に北九州の場合は高齢化が顕著となってきている昨今、TNR問題だけでなく高齢者の飼えなくなったペットの行先や、一時預かりの必要性も喫緊の事案だと思いますが・・
さてさてこれもボランティア任せなのでしょうか。

同じ九州でも熊本や宮崎の様な積極的な取り組みの行政の在り方と大分違うようですね。
はっきり言えば一歩も二歩も愛護活動に関して後れを取っているということの様に見えます。何か前向きに取り組めない障害となる理由でもあるのでしょうか? 不思議ですね~(=^・^=)

どうぶつ基金さん提供

どうぶつ基金さんの活動

さて、本日は熊本市の新たな取り組みをご紹介します。
「さくらねこ」を知っている人も知らない人もぜひ読んでほしい、
そして多くの方に教えてあげてほしい取り組みです!

耳先を桜の花びらのようにV字型にカットされた猫を見たことがありますか?
V字型のカットは「この猫は不妊手術済です」というしるし。
彼らは「さくら耳」を持つ「さくらねこ」たちです。

「さくらねこ」は「TNR(ティーエヌアール)」という活動から誕生します。
野良猫がこれ以上増えて地域の人たちに迷惑をかけないよう、

つかまえて(TRAP)
不妊去勢手術をして(NEUTER)
元いた場所に戻す(RETURN)

この3つの英語の頭文字を並べて「TNR(ティーエヌアール)」と呼んでいます。 手術で麻酔が効いている間に耳先をVカットするので痛みはありません。

私たち「どうぶつ基金」は、これまでに全国の行政やボランティアと協働して
約30万頭の「さくらねこTNR」を行ってきました。
元の場所に戻された「さくらねこ」は、夜中のさかり声やケンカが減り、 マーキング(縄張りを誇示するための行動)によるオシッコの臭いも ほぼなくなるので地域の方にも喜ばれます。

耳をカットされるなんて「かわいそう」と思うかもしれませんが、 V字カットの「さくら耳」がなければ、 もう一度つかまって麻酔や手術をされるリスクがあります。 「さくらねこ」にとっては “大切なしるし” なのです。

どうぶつ基金さん提供

猫を嫌がる人のほとんどは猫被害が嫌なだけ。
猫が大嫌いな訳ではありません。
穏やかな性格になった「さくらねこ」は地域の愛され 猫になっていきます。

そんなTNRの効果に着目した熊本市。
どうぶつ基金が公募していた「TNR地域集中プロジェクト」に 熊本市自ら手を挙げて参加が決定、どうぶつ基金との協働のもと 熊本市動物愛護センター内に「どうぶつ基金病院・熊本」を設立。
2022年4月から一年間にわたって、毎月3日間、無料で不妊手術を行ってきました。

期間中は、どうぶつ基金の山口武雄獣医師が 熊本市動物愛護センターの獣医師さんにマンツーマンで技術指導します。
これは、どうぶつ基金とのプロジェクトが終わっても、 行政が独自に不妊手術を続けられるようにするプログラムです。

この技術指導のプログラムによって、 これまで手術の経験がほとんどなかった熊本市動物愛護センターの獣医師さんは、 1人で1日25頭もの不妊手術がこなせるエキスパートになりました!
1年間の技術指導を経て、熊本市動物愛護センターは今年度から自走し、週2、年間1,500頭を目標として無料不妊手術がスタートしています。
熊本市のお住まいの皆さん。
近くにまだ「さくらねこ」になっていない野良猫がいたら、 熊本市動物愛護センターに相談してください!

「さくらねこ」は一代限りの命。
もし見かけたら、やさしく見守ってください。
みんなで「日本一猫にやさしい熊本」にしましょう!

💓好きな言葉です(=^・^=)💖

NPO法人あおぞら

Blogより転写

【三 学

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少くして学べば壮にして為すあり 壮にして学べば老いて衰えず 老いて学べば死して朽ちず ❣❢ 学んでいるとは思えませんが、並んだ書籍の前で寝るのが大好きな「がー♂」(=^・^=)💖保護猫中一番の好い性格です🙀ひょっとしたらテレパシーで読み取っているのかも💖

【六中観】

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死中活あり 苦中楽あり 忙中閑あり 壺中天あり 意中人あり 腹中書あり💓 何物にもとらわれない「たんが」&「はち」傍若無人と云えぬこともありませんが、そうではなく自分軸で自由を楽しんでいるとも云えますね~💖腹中書は持っていないでしょうが・・・(=^・^=)

【六 然】

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自処超然 処人藹然 有事斬然 無事澄然 得意澹然 失意泰然 :昔、自民党の某首相が選挙に大敗して辞任する時、記者会見で心境を述べたとき使った言葉でもありますね~💖保護猫「ちゃちゃ」を見ているとこの言葉が自然に浮かんできます(=^・^=)ニャ~💛

【夢 玄】

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夢幻空華 六十七年 白鳥湮没 秋水連天(天童正覺臨終の偈) 潔く生きた愛猫「きー♀」を偲んで・・💖

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きー♀」は一昨年10月に23年の猫生を終えて無事に虹を渡りました(=^・^=)「きー」が逝く前後、数日間と云うもの西の空には美しい虹が毎日の様に懸っていました💖 今日は、読書の秋を迎えるという事で、安岡正篤師の著書「百朝集」から好きな言葉を選んでみました❢どうぞこれらの言葉が死語とならぬよう願っています❣❢

嬉しいですね~(=^・^=)💖

118NPO法人あおぞら blognoteより転写

皆様のご協力で・・(=^・^=)💞

目次

  1. 皆様のご協力で・・(=^・^=)💞
  2. 公的支援が・・(=^・^=)
  3. どうぶつ基金さん10月のチケット配布状況
  4. お知らせ


昨日、嬉しいお話を聞くことが出来ました。
ご近所で、外猫の面倒を長年、見ていらっしゃる方から
「近所の方々と協力して、外猫8匹の避妊去勢を済ますことが出来た」とのお話がありました。
この近辺、先にnoteにも投稿していましたが、割と外猫達に対しては鷹揚な対応をしていただいて、猫達もストレスなく暮らせていたと思います。

が、中心になって面倒を見ていらっしゃるRさん、自分の年齢を考えると、何時までも野放しと言う訳にはいかないという事で英断されたようです。
ご近所の方々やエサやりさん達とお話され、費用はみんなで出し合ったとの事💞小倉北区のTNR専門の病院で一気に捕獲して実施されたようです。

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自分の責任を果たせた❣という感じで晴れ晴れとお話されていました。
うれしいですね~(=^・^=)💖
ご近所の方々のご理解ご協力にも感謝感謝です。

公的支援が・・(=^・^=)


このRさんたちのように、自主的に考えて、自ら行動を起こしてくれる方々が、少しづつですが増えてきている感じは受けますが、でも、まだまだ気にはなってもなかなか踏み込めないという方々がたくさんいらっしゃるのも事実。

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其の様な方々の背中を押してあげれるような公的システム、相談窓口があればもっと、状況は改善し地域にとっても外猫達にとって良い環境になっていくのではと思いますが・・・

北九州市には小倉北区のTNR専門の病院は有りますが、未だ、無料でできるどうぶつ基金さん協力病院は有りません。又、行政もタイアップは考えていないかの様です。
民間・個人の気持ちだけに頼るのでなく、もっと前向きに検討していただければ嬉しいですね~(=^・^=)ニャ~💛

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どうぶつ基金さん提供

どうぶつ基金さん10月のチケット配布状況

さくらねこ無料不妊手術10月有効チケットを配分いたしました。

一般枠:申請件数901件/配布枚数 3083枚
団体枠:申請件数17件/配布枚数 259枚
行政枠:申請件数244件/配布枚数 4185枚
総合計:申請件数1162件/配布枚数 7527枚

ご自身のマイページよりチケット配分状況をご確認いただきますようお願いいたします。
なお、チケット配分がない場合、希望枚数どおりの配分ではない場合がございますが、何卒ご了承の程お願い申し上げます。

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どうぶつ基金さん提供

お知らせ


◆皆様へのお願い◆
1.病院によってはすぐに予約が埋まってしまうこともございます。
  チケットが配分されたことを確認したら、すみやかに協力病院へ予約を入れてください。
2.チケットの使用対象となる猫は、特定の飼い主がいない猫です(多頭飼育救済を除く)。リリース予定のない里親募集中の猫を含め、所有者が明確な猫は使用対象外となります。
3.チケットは譲渡できません。
4.皆様が運営されるウェブサイトやSNSなどで、どうぶつ基金の活動内容をご紹介ください。その際には「さくらねこ」と「さくら耳」という言葉をご使用いただくこともお願いいたします。
 
その他ご不明点などがございましたらご遠慮なくお問い合わせください。
今後ともご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

【公益財団法人どうぶつ基金】
郵送物は下記にお送りください。
郵便番号530-0056 大阪市北区兎我野町5-15 2階ベルセンター内
公益財団法人どうぶつ基金運営事務局
—————————————————————————-
よくある質問と回答:https://www.doubutukikin.or.jp/question
お問合せフォーム:https://business.form-mailer.jp/fms/bfa107a14087
どうぶつ基金HP:http://www.doubutukikin.or.jp/
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TEL:0797-57-1215 FAX:0797-26-8671
—————————————————————————-
~どうぶつ基金は人と犬や猫が幸せに共生できる社会を目指しています~

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💞支え合っているのかな (=^・^=)💖

144NPO法人あおぞら2023年8月7日 07:44

(Blognoteから転記)

老々介護

目次

  1. 老々介護
  2. ニュースでは
  3. 古賀市の取り組み
  4. 経費は掛かりますが・・
  5. 積極的な取り組みを

ニュースでは


毎日暑い日が続いて、ヒトも猫達も疲労困憊状態❣(=^・^=)❢

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そんな鬱陶しい日々の中、気の重くなるような問題の話が、先日TVのニュースで流れてました。これからもっと増えていくと考えられる「老々介護の問題」です。
老々介護と云ってもヒトとヒトの話ではなく、ヒトと動物のこと。
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

ヒトも飼われている動物たちも、食事や環境が良くなったことで寿命が延びそのことによって逆に問題が発生しているらしいですね。
独り暮らしのご高齢者の方が、動けなくなった犬猫の面倒を看ている状況が増えてきているようです。最後まで看取ってあげられればいいのですが、ご本人に介護が必要な状態となり、犬猫の面倒を看れなくなってる事例も増えて来ているよう。

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古賀市の取り組み

深刻な問題ですよね。ニュースでは福岡県の古賀市の例を取り上げていました。
古賀市は、福岡県の中でも、動物愛護の問題に関して、民間も行政も、意識の高い、活動の進んでいる地域だと思つています。
此の老々介護の問題に関しましても、市役所福祉課に相談窓口が常設されていて、いつでもご相談下さいとのコメントが流れていました。
必要であれば、介護の必要な動物を預かってくれる協力団体をご紹介するというシステムが出来ているようです。

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経費は掛かりますが・・

でも、当然のことですが、其れにはやはりそれ相当の金額ー経費ーが発生するのは致し方ありませんね。
ですから、お金を出して頼める方はいいのですが、其れが出来ない方々の飼っている子たちはどうなるのかと云う事ですね。

積極的な取り組みを

出来れば、各地の愛護センターが、大々的にそのような子達の一時預かりが出来る様な施設を作って頂ければありがたいですね。
勿論、施設運営には一般からの寄付や、行政としての故郷納税等々を活用するという手もあると思います。

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Hawaiiの愛護センター

待ったなしの状態になってきている北九州市も、棄て犬、捨て猫等々を増やさないためにも、そろそろ真剣に方法を模索していただければありがたいですね。
罰則強化だけでは現状は変えられないのではないでしょうか・・・

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ご縁を紡いで・・

Blognoteから転記します。

NPO法人あおぞら

目次

  1. 出来る事から
  2. 保護猫達は
  3. あらためてお知らせします

出来る事から


先日、こちらを訪ねてこられた個人保護活動家のFさん。お宅には15匹の保護猫達が同居中(=^・^=)
保護猫だけではなく、地域猫達の為にも孤軍奮闘❢❢ 
外猫達の為に尽力されているようです。
先日、ご紹介した、病院に預かって頂いている仔猫2匹も含め、里親さん探しの為の譲渡会も考えていらっしゃいます。
という事で、私共も出来る事からご協力をさせて頂きたいと思っています。 

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保護猫達は

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Fさんが保護している猫達の中には、発症はしていませんが、(=^・^=)エイズをかかえた「ぶっちゃん」と云う子もいます😺
人懐っこく大人しい子のようで、今は可愛がられながら幸せに暮らしているようですね。
私共のメンバーさんにも、結構、病気の子たちの面倒を見ている方々もいらっしゃいます。よく言われる様な他の子たちへの悪影響も無く、長年一緒に暮らしているようですよ。

いろんな偏見と誤解をへらしていくような活動も大きな保護の輪を広げる為には必要な事の様ですね。
このような子達も含め、今後、広くご紹介していくことで、ご理解のある優しい方々に新しいご縁が出来ればと願っています。

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でも、忘れてならない大事な事は、里親さんになるということは、可愛い可愛いだけではなく、そこに派生するいろんな問題を含めて、責任を持って解決していくという覚悟も必要と云う事です。ともすると表面的な事に流されがちになる事もあるようですが、其処はやはり、しっかりとした展望をもっていただければ猫達にとっても安心して暮らして行けることにつながる事と思います。
 

あらためてお知らせします


今迄も、里親さん探しのネットツール「ペットのおうち」等々も活用させて頂いていますが、Fさんの保護している猫達についても意向をお尋ねしながら順次ご紹介していく予定にしています。
只今、譲渡会も計画中、また面会等々スムーズに出来る様な体制を一緒に考えています。
準備が整いましたらまたお知らせいたします。

https://www.pet-home.jp/member/user816951/ 
ぺットのおうち(あおぞら)

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ブログnoteの投稿より

地域猫から飼い猫へ

17パギソレ2022年9月15日 10:31

私も続けているブログnoteのなかから嬉しい記事を見つけました。

動物愛護のNPOを立上げ、里親さん活動やTNR活動に関する情報、保護猫達の情報を発信しているなか、素晴らしい取り組みをされている記事を見つけ、ご紹介することにしました。
こういう記事を読ませていただくことで、いろいろな方々が自主的に、保護活動を率先して実行されている事に励まされます。 こういう方々が増えてくれれば、ノラ猫問題も自然消滅していくのではと思っています。保護活動に興味をお持ちの方、参考にしていただければ嬉しいですね。

https://note.com/2019dobutu noteあおぞら投稿ページ

「パギソレ」さんの投稿記事

今年の猫活の成果として大きかったのは、住まいの自治会が、地域猫活動を行政と連携して推奨していく方向に持っていけたことです。
自治会としては行政から、不妊去勢手術の補助金が上乗せでもらえるので、悪い話では無いということで話もスムーズに進みました。

しかし、すべての住民に地域猫活動を周知し賛同されることは難しく、やはり説明しても嫌なものは嫌だと、排除する思考にしか持っていくことができない方もいます。なんとか良い関係に持っていけるよう、行政と自治会の後ろ盾を利用しながら、こちらもトラブルが起こらないよう給餌や排泄物の掃除など努力していくしかありません。
TNR後の猫の管理にも難しさを感じます。
病気になった子、弱っている為保護が必要な子をすべて個人で見るのは難しいのです。

昨年は、自ら外の生活を引退を決意したのか、急に人に懐くようになり、通りすがりの優しい方を飼い主さんにした子がいました。

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10歳くらいです。家の生活に慣れるのに数ヶ月かかりましたが、飼い主さんの努力で、今では一緒にお布団で寝られるようにまでなったそう。顔つきもすっかり家猫さんになりました。

一方、他地域なのですが、体調が悪くなってしまったにも関わらず、捕まえることができず、近隣の協力も得られず、そのまま行方がわからなくなった猫もいます。

先日記事にしましたが、事故なのか病気なのか、突然亡くなってしまった子もいます。

出会ったタイミングによって、保護される子もいれば、キャパオーバーで若猫でも慣れてない理由でリリースの運命になる子もいます。

こうも運命が変わるのは、運は、その猫が持っているもの、と解釈しなければやりきれません。

ただ、嬉しいことがひとつありました。

自治会が公に地域猫活動をバックアップしてくれるようになったので、行政お墨付きの腕章をつけ、お世話の方も給餌をコソコソする必要があまりなくなった事が良かったのか、
以前より、ご苦労様です、とか、ありがとう、と感謝されることが多くなったと肌で感じているそうです。(嫌がらせもありましたが、それより感謝される方が多かったとか)

そして、ここに居る猫を気に入ったのか、引越し先をペット可にしたので、できたらここの猫を飼いたいと声をかけてくださる方とも出会えたそうです!
しかも、仲良しの2匹で。
慎重に、話を進めていけたらと思っています。

TNR後、数年懸命に生きてきたミドルエイジの猫さん達に、安住の地と愛情を与えて下さる方に出会えると、優しい気持ちと感謝で一杯になります。

地域猫から飼い猫へ、と言うのが広がればいいのになぁと、思います。

幸い飼い主さんに行く前の預かりさん(猫飼育経験はあるけど飼えない、場所はあるよ、と言う方)が居るので、うまく行くよう頑張りたいです。

棄て犬の句を見て


「野良犬となりても生きよ月に棄つ」

目次

  1. 雑誌の記事
  2. 祈り
  3. おもうこと・・
  4. おわりに

(Blog―noteより https://note.com/2019dobutu )

雑誌の記事

古い本を整理していた時、見つけた雑誌「太陽」―昭和59年9月号―に掲載されていた俳句です。
この号は俳句の特集号で多くは蕪村・一茶・山頭火の生涯と作句を特集していました。コラムとして短い文章ですが俳人加藤楸邨が俳句について語っている記事があり、その中に例として挙げてある句のひとつが上記の句です。
かつて楸邨が選者となって選んだ一般公募の句の一つだそうですが、この句を掲載した時の反響と楸邨自身のこの句に対する思いが綴られていました。

祈り

一節を引用しますと

「・・・ところが犬を棄てるとは何事か、動物愛護の精神を知らぬにもほどがあるという投書が殺到した。私はこの句を読んだ時、犬の子を棄てる事の善悪については決して人々の批難に反対する気はない。しかしここに一人の、どうしても棄てるほかなくなった人の切ない祈りを読みとった。すてたくはないがどうしようもなくなった。犬の子よ何とか生き抜いてくれ、たとえノラ犬となったとしても何とか生きて行ってくれという祈りの中に、犬の子から放す手は浩々たる月を浴びるのだ。月が明るければ明るいほど作者の気持ちはやり切れないのである。・・」


(この句はおそらく昭和40年後半から50年初期ころに読まれた句ではないでしょうか。現代の豊かな状況ではあまり考えられない心情の句だと思います。)

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おもうこと・・

私たちは動物愛護のNPO団体です。どちらかというと批難の側に立つのかもしれません。しかし、豊かになった現代でもやはり身勝手にではなく、いろんな事情により棄てざるを得ない状況というものは存在するのではないでしょうか。私たちはただ批難するだけではなくその痛みというかその状況に共感し共有できる団体でもありたいと思います。


私たちは破棄された犬猫の里親を探すことによって少しでも幸せになれる犬猫が増えればと願っています。と同時に微力ですが遺棄せざるを得なくなった悲しい状況が改善されていく環境作りを目指し、ともに豊かに共生できる社会を実現できればとも願っています。

おわりに

みなさまと共に明るい社会づくりができることを願っています。よろしくサポートお願いいたします。

「あおぞら」とご協力いただいているお仲間のところには、常時数十匹の、2,3ケ月の仔猫から1年以上の成猫までの(=^・・^=)ちゃんたちが、新しいご家族が現れるのを待っています。ご希望の方、あってみたいと思われる方、いつでもご連絡をお待ちいたしています。

(この記事は2019年10月にNPOを立ち上げた当初の気持ちをそのまま述べてたもので2020年にnote(Blog)を始めたときの最初の記事です。再録?)

電話:090-7536-2412
Mail:mefamily@khc.biglobe.ne.jp  or  renren@kdt.biglobe.ne.jp
詳しい情報は 
https://www.pet-home.jp/member/user816951/ 
ペットのおうち(あおぞら)をチェック

活動ご支援よろしくお願いいたします。棄てられた犬猫の保護や飼えなくなった犬猫の保護などが滞りなく常に行えるような常設施設の設営等目指しています。また維持費及び保護した犬猫の健康を守るためのワクチン投薬や医療費用去勢避妊の手術費用等々の資金が不足しています

振り込み口座名:特定非営利活動法人あおぞら
ゆうちょ銀行-記号:17420 番号:95930371 トクヒ)アオゾラ
他金融からの振込: 店名)七四八  店番)748
普通預金      口座番号)9593037

元を絶たなきゃ・(=^・^=)

種子島からのメール

前にも一度紹介したと思いますが・・                    北九州在の実家の父親が仔猫を保護したがどうしようかというご相談メール内容の一部は☞

「役所にこういった場合、どうしたら良いか尋ねて愛護センターの電話番号を聞いたそうですが、連絡をとったところ「元の場所に戻して…」というような事を言われたそうです。                            私自身は、現在鹿児島県の離島種子島に住んでいますが、ここでも島neco会さんという団体が、月に一度鹿児島から来てくださる先生方とTNRの活動をされていて、毎月130匹以上のこたちに施術されています。間近にその活動を見ているだけに、元に戻せばというのはさすがに無責任だと思い、こちらでも何かできないかと検索して、・・・」

というようなご相談。文面からも北九州市行政の愛護活動の取り組み方にあきれている感じが伺えます。

他にもいろいろと

小さな団体ですが私ども「あおぞら」にも、いろいろなご相談の連絡が再々入ってきます。                               特に、愛護センターへ相談したが、埒が明かないのでという場合が多々あります。

ノラ猫に関する相談仔猫の処置、住み着いたノラの処置 。           中には、幼稚園からの深刻なご相談もあります。

邪魔だから、汚いからと排除する事だけを考えるだけでなく、如何に共生するかを共に考えていくことは命の大切さを教える教育問題でもあると思います。

これらの沢山の相談がひっきりなしにあるということは、地域としての問題であり地域として否、市全体として解決していくべき問題ではないかと思うのですが如何でしょうか?

北九州市からの電話

北九州市の環境課でしょうか、先日、こちらに連絡が来ました。        或る老夫婦からの相談について仔猫を保護したが飼えないので引き取ってもらえないかとのことでした。                          こちらも現在、手一杯なので、愛護センター等相談できないかと答えたところ「縦割りなので他の部署へ相談するのは難しい」とのこと。

NPOは行政の手の行き届かないところを市民の力でカバーするという一面があるということもわかります。                              団体或いは個人として「里親さん活動」に力を入れているところや「TNR活動」を推し進めている団体個人もたくさんあり、それなりに実績は上げていることでしょう。が、それでも相談件数が減らないということは、根幹の問題が解決の方向に向かっていないからではないでしょうか?                  いわば枝葉末端でバタバタと対処していても解決の決め手にはなっていないということ。

其々の事情

 増えても別に問題ないのであれば、いろいろと策を講じることもないしそれが一番自然に即していいことかもしれませんが、現実問題として、そう放置ばかりもできないということはわかりきったこと。                 やはり、時間は少しかかるかもしれませんが、地道にTNRを実施しながら放置の数を抑制していくしかないのではないのでしょうか。

地域住民の方々で話し合いをということになるのでしょうが、そのきっかけづくりとしての基本的な知識情報の共有ができていないことと、かかる費用の捻出等がネックとなってとなかなかスムーズには進まないと思われます。

原則にこだわっていては

地域ねことはこういう条件を満たしている猫達でそれ以外は管理ができないし関われない。助けたいならご自身の責任でご自由にやってください、邪魔ならほっておくか、近づかないような工夫をしてください。というようなアドバイスでは根本的解決には程遠いもので問題を先送りしているだけとしか思えません。

融通無礙あるいは空の精神で、もっと柔軟に対応を考えていかなければいい方向へは進まないのではと思います。

一つの方法として今、確実に実績を上げているやり方が公益財団「どうぶつ基金」と行政の連携した活動実施だと思います。

4月に実施された宮崎県の一例をあげますと

【4月19~24日】
どうぶつ基金獣医:山口(院長)、吉田、工藤、高瀬

ボランティア:4/19:5人、4/20:5人、4/21:5人、4/22:7人、
       4/23:8人、4/24:9人

手術数

オス:191匹 メス:93匹 メス(妊娠):68匹 耳カットのみ:7匹
※ 耳カットのみとは:麻酔後、ワクチン投与・ノミダニ駆除・耳カットをしたが、手術前に
  不妊手術済であったことが獣医により確認されたため手術を行わなかった猫のことです

総数:359頭 堕胎数:267

運ばれた猫の頭数(すべて行政枠)                   宮崎市役所:80 日向市役所:40 日南市役所:35 宮崎県三股町:50    高千穂町:34 美郷町役場:12 木城町:30 国富町:20
特定非営利活動法人まち・ねこ環境向上委員会:43             宮崎県三股町(多頭飼育救済):15

計:359頭

 福岡県下でも実施しているところも有、大きな実績を出しています。    勿論、個人や任意団体個々で自助努力を重ねているわけですが、数からいうと行政とのタイアップで組織的に行うTNR活動で一気に数百匹のTNRを施すことの方がより効果が大きいのではないでしょうか?                 かつて噴煙公害等最悪の環境状態からクリーンな環境へ脱却し世界の手本となった北九州市。そろそろ、動物愛護問題でも付け焼刃ではなく本気で取り掛かって頂けないものでしょうか?

実施にはいろいろな解決すべき問題があり、一足飛びに上手くいくとは思いませんが一歩前進していただくことを切に希望いたします。

(※表題の「元から絶たなきゃ・・とは命を絶つのではなく問題の根本を見据えて絶つという意味です」(=^・^=))