カテゴリー別アーカイブ: 変わりたい貴女へ

気働き?(^_-)-☆?&働き方?

松下幸之助さんはよく

給料分だけ働いても何にもならない685dc168

20万円の給料ならばせめて40万

出来れば100万円程の働きをしな

いと会社への貢献/社会への貢献は

出来てないどころか会社に負担を

かけていることになる謂わば無駄飯

を食べているのと同じと云う様な

ことを折に触れておっしゃっています。

直接関係のない私たちにとっては

プラス思考・上昇志向でいつもニコ

ニコという感じがしていましたが

こと仕事に関しては大変シビアで

厳しい指導をされていたようですヨ。

たとえばある新製品開発の会議などでは

「言っている目標達成できなかったら君の

生首をここに差し出してくれるか?」など

という迫力ある発言もあったそうです❢❢

しかし 当然と云えば当然ですね!

給料分以上と云っても長く働け

よいと謂うわけでもなく特に昨今は

働き方改革などと謂う事で効率よく

能率的に仕事を処理して時間に余裕

を持たせると云う事も大切な能力だ

ということになります。

近頃はあまり使われていないような

気がしますが気働きというものも給

料分以上の働きの一つに数える事が

出来るかもしれません。

或る意味挨拶と同様に組織の運営をスム

ーズにしていく潤滑油の様なものです

から会社の成績にあまり目だった貢献

とは映らないかもしれませんがお互い

のコミュニケーションにも役立ち牽い

ては全体の成績アップにつながって

くのではないでしょうか?

気働きのある人とまたはない人と一緒に

仕事をするのでは結果的に雲泥の差が出

てくるともいえます。

会社においてまた一般社会においても

働き方と気働きとは言葉を替えると

律と道徳と譬える事が出来るかも

しれません。

法律は破れば罰せられますつまり最低の

基本的ルール 道徳は守っても守らなく

ても罰せられると云う事はありません。

然し道徳を守れない人のまわりにいるのは

居心地が悪いと云う事は否めませんね!

と謂う事は知らぬ間に敬遠される存在と

なってしまうと云う事にもなりかねません。 

気働きとは他人(仲間)を思う高度な精神性に

基づく行動の顕れなのではないでしょうか?

一朝一夕に出来る事ではありませんし

人から注意されたからといって出来る事

でもありません。

相手の事を思いやりながらその中で

矢張り自分で気づいていくことが一番!

という事でしょうか?

松下幸之助さんはこうもおっしゃっています⇒

「人間の生活は全ての事が自分一人ではできない・・・

貰うばかりで与えるものが無いというのでは役に

立たない此れはマイナスである。プラスとマイナス

がゼロ以上でなければ役に立つ人間とは言えない」

勿論与えるとは物質的なことだけではなく

精神面での事を含みより高い考え方を与える

事が出来る人此れが世の役に立つ人間の姿だ

と云う事になるようです。

これもやはり見方によれば気働きという事に

繋がると思います。

気働きの出来る人は知らぬ間に必要とされる

人間になっていくと謂う事でしょうね。

宮地嶽神社夕日

なが~いお付き合い❣

人は生きていくうえにおいて世の中では

いろんなお付き合いが必要ですね。

幼馴染・お友達・仕事の仲間・お得意先

取引先・趣味の仲間・親戚縁者・家族etc

長~いお付き合いをしている方々もいらっ

しゃるでしょう。

でも考えて見ますと

自分との付き合いが一番長いと云う事

になりますね。と云う事は自分自身と

どう付き合っていくかということが

もしかしたら人生最大の課題かもし

れません。

貴方はどう向き合っていますか?

それともそんなこと考えたことも無い

考える必要を感じことも無いという

幸せな方ですか?

それで人生過ごして行けることが一番❢

でもなかなかそう云う訳にはいかない

のも現実でしょう。

自分との付き合いとはいってもそこは

社会生活共同生活の中 他人との付き

合い方も勿論大事になってきます。

他人との付き合いかた=自分との向き合い方

と云うことも出来るかもしれません。

参考にできる 人との付き合い方・自分

への誡めのことば等たくさんありますネ。

私が好きな言葉には・・・・

「自ら処すること超然 人に処すること藹然

有事斬然・無事澄然・得意澹然・失意泰然」

という言葉があります。

「此れが出来ればそれこそ真の自由人」

とは安岡正篤翁の言❢

「得意澹然 失意泰然」

この言葉は橋本龍太郎元総理大臣が

総理の職を辞する時に記者会見の中

でも使った有名な言葉ですね。

そのような境地に達するには矢張り日々の

弛まぬ修練・内省の積み重ねも必要!

一朝一夕では難しいことですが だから

と言って怠っていると知らない間に

「自処紛然・処人冷然・有事茫然・

無事漫然・得意傲然・失意悄然」

と云う事に成りかねません。

所謂⇒

自分の利の爲には一所懸命人目も気にせず

人の事となると冷ややかに見過ごし

何か事が起これば慌てふためき茫然自失

何事もない時は唯々ぼんやりと無駄に過ごし

ちょっと成功すれば尊大な態度で人を見下す

上手くいかないときは青菜に塩の状態・・

な~んてそうならないよう常日頃の修練が

必要と云う事になりますね;

もう一つ自分にとって大切なことは常に

前向きプラス思考であることとしっかりと

自分を信じ切る事でしょう。

自分を信じきれない人は他人も信じること

が出来ない・自分を愛する事が出来ない

人は他の人を愛することも出来ない。

と云う様なことはよく言われます。

心すべきことではないでしょうか?

それにちょっと角度を変えて観ると

お付き合いをするなかでは適度な距離を

保ちながら余り人の言ったことに振り回

されないことも大事。

「気に食わぬこともあろうに柳かな」

などと云う句もありますね。

時には柳に風と聞き流すだけの包容力も

必要なのかもしれません。

また

「ともに共に学ぶべし未だ共に道を往くべからず

共に道を往くべし未だ共に立つべからず

トモに立つべし未だ共に権ハカるべからず」

という孔子のことばもあります。

どういう意味かはちょっと考えて

みてください?(^^♪?

自分自身との付き合いは勿論

社会生活の中で長~い付き合いを

していくにはこうした心境を会得す

ことも大切なことではないでしょうか

クリスタルハウスのワークショップの根底は

心魂体のバランスを保っていただきそのなかで

自分を信じることの出来る心の強さを持って

頂く事を応援していくことと思っています。

私も心して修練・内省怠りなく皆様の

心の架け橋を目指していきたいと思っています。

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変化を楽しむ

人間塞翁が馬とはよく言われること

ラッキーと思っていたことが不幸の

始まりだったり逆についてないと

思っていたことが幸運を齎したり

と・・・・

人の営みは予測のつかないことが

良いにつけ悪いにつけ起つてくるもの。

或る意味それが人生なのかもしれません。

其の度毎に一喜一憂するのは 唯々、

只々疲れるのみ。

大事なことは振り回されないように

するのが一番

予測のつかないこととはいってもやはり

そこには原因があり結果があるということ!

ほとんどが自分が蒔いた種ともいえるのかも・・

そう思えば慌てることも人を恨むことも少しは

緩和されてくるのではないでしょうか?

先人も言っています⇒

良い事が起こった時は運が良かったと

素直に感謝し悪い事の時には真摯に

自らを内省してみる

この姿勢を忘れなければ大過なく

過ごしていけるのではないでしょうか?

また彼の良寛和尚の言葉に次の

ようなことばがあります。

「災難に逢う時は逢うが能く候

死ぬる時には死ぬがよく候

是は此れ災難を逃るる秘法にて候」

ちょっと現代風に意訳すれば

何か事が起こった時はじたばたしても

逃れようとしても何も変わらない

起ったことを先ず受け入れ覚悟を

決める処から総てが始まるとでも

いった意味になるのでないでしょうか?

百朝集(安岡正篤)のなかには

中国思想家金蘭生の言葉から幸不幸に

ついての言葉があります。

「或る人問う人患難に遭う是不幸なる事か

曰く患難は亦これ事を経ざる人の良薬也

心を明らかにし性を錬り変に通じ権に

達する当に此の処に在って力を得る

人生最も不幸なる処は是偶々一失言して

禍及ばず 偶々一失謀して事倖成し

偶々一恣行して小利を獲ること也

後乃ち視て常と為し恬として意を為さず 

則ち行を散り検を喪うこと是より大なる

患無し云々」

世の中を甘く考え誤魔化して渡る癖が

付けばもう御終いであるとは安岡正篤翁のことば

何が幸いし何が不幸となるかは紙一重あとは

心構え次第ということでしょう。

と云う事を踏まえたうえで・・・

何はともあれ今は春❣❢

新元号も「令和」と決まり気分一新する

良い機会かもしれません

いろんな問題ある時ほど気分を変えて少し

視点を変えてみるのも・・

季節の移り変わりちょっとした変化を

楽しみながら過ごしてみるのもいいものかも。

「毎年よ彼岸の入に寒いのは」とは

正岡子規の母の口癖を其の儘俳句にしたもの。

またちょっと変わった花見を楽しんだ俳句では

「主義主張異なってよき花見かな」宇多喜代子

こうしてみると俳句も結構面白いですね❢OLYMPUS DIGITAL CAMERA

私も一句❢

「花ふぶき未来も過去も失せにけり」・・・

今度の元号は万葉集巻五の梅の花の下で

開かれた宴で詠われた歌の序から採られた言葉

其の宴のホスト役である大伴旅人の歌は福岡太宰府天満宮

わが園に梅の花散るひさかたの

      天より雪の流れくるかも

dazaifu-ume

ひとつ皆様も小さな季節の変化や

日常の生活の中ちょっと視点を変えて

俳句・短歌など読んで気分転換してみ

てはいかがでしょうか?

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習慣は大切に❣

「人生の行為に於いて習慣は主義以上

の価値を持っている何となれば習慣は

生きた主義であり肉体となり本能と

なった主義だからである。

誰のでも主義を改造するのは何でも

ないことである其れは署名を変える

程のことに過ぎぬ。新しい習慣を

学ぶことが万事である。

それは生活の核心に到達する所以である

生活とは習慣の織物に外ならない」

    ーアミエルの日記よりー

人間には四つの要素がある

徳性と知能・技能及び習慣である

徳性が本質で知能や技能はいくら

有用・有意義でも属性的なもの

習慣は徳性と離すことの出来ない

もので第二の天性とも云われる

知も技もこれに結ばれねば本物にはならない

習慣を軽んずるのは人間の破滅である。

       ー安岡正篤「百朝集」ー

何気なく過ごしていても日常の

生活の中では自分だけのいろんな

習慣が有ります。

良い習慣も悪い習慣も・・・・

其れはその人の生き方考え方の基本と

なって要るのかも知れません。

生活習慣病と云う言葉もある通り

健康も習慣のなせる業こう考えてみれば

やはり習慣と云うものは疎かに考え

てはいけないと云う事になるのでは

ないでしょうか?

丁度良い機会です!

新しい時代に入るタイミングで

今一度自分の習慣を見直してみる

のもいいかもしれませんネ。

そこから新しい人生を作ることに

繋がると云う事になるわけですから・・・

ものごと新しく始めるのに遅すぎる

と云う事はありません。

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健康であること

近頃テレビの番組は健康を取り上げた

内容の番組が花盛り。

ちょっと多すぎるのではと思うくらい

結構毎日 各局の番組の中に組み込まれ

ているようですね。

其れだけ健康に対する意識が高くなって

いるのか!それとも単純にTVを見る年代

層が高くなっていることを反映している

だけなのか?

でもあまり健康健康と声高に言われると

変に意識し過ぎてしまうこともあるの

ではないでしょうか?

此の食べ物はこういう効果があるので

この様な食べ方をしたらよいとか

こう云う運動はコレコレによいので等々・・・

私自身思うのは日本人はやはり

日本食を中心に果物野菜を取り

ながら自然体で過ごすと云う事。

之が一番健康を保つ秘訣だと思って

います。

現代はそうとばかりも言えない

あるのも事実ですね。

(私もTV番組では食べ物食べ方等々参考

にしているところが沢山ありますので

あまり大きことは言えませんね・・・)

健康であることは生活に於いて

一番の基本なる事!知識は無い

よりもあった方が役に立つもの❣

松下幸之助さんも健康であることも

仕事の内おっしゃっています。

 

健康番組も必要不必要な知識を取捨しながら

楽しんでいけばいいのかもしれませんね! 

では健康に関連する先人の言葉を二つほど

ご紹介しましょう勿論健康とは体だけでは

なく精神をも含めて人間関係・生活全般に

わたってのことです。

安岡正篤著「百朝集」から

ー 七養:(格言聯壁-金蘭生)ー

時令に順うて以て元気を養う

思慮を少なうして以て心気を養う

言語を省いて以て神気を養う

肉慾を寡うして以て腎気を養う

瞋怒を戒めて以て肝気を養う

滋味を薄うして以て胃気を養う

多く史を読みれ以て胆氣を養う

解)・・・・夏は夏らしく冬は冬らしく

と云う様にくらしておれば生命力は健康である

夏無闇に冷やしたり冬やたらに暖めたり

熱帯の果物を取り寄せたり 寒国の肉類を運んで

来たりして時ならぬ異味をとんだところで珍玩

するなどは生命の理に反して元気を傷める

心気は同時に心臓の気である活力である

思慮を少なくして安らかにすることが養心の

秘訣云々

中村天風語録から「一日一話」から

ー病は忘れることから治るー

 肉体は生きるための道具である

頭が痛かろうがケツが痛かろうが脈は

速かろうがそれは自分がそうなって

いるんじゃない。

自分の命を入れる入れ物が故障しただけ・・・

故障は自然に心がそれから離れさえすれば

治るようにできている・・・

消極的観念が無くなると肉体の持っている

自然作用がその場所を元の健全な状態に

するために働きだすようにできている。

心の思考が人生を作る:可能な限り

消極的な気持ちで肉体を考えないよう

にするのが何よりも大切である。

特に病の時は病を忘れる様努力すべき

である。人間の健康も運命も心一つの

置きどころ・・

病は気から・・・突き詰めれば肉体の元気も

精神の健康も如何に心をコントロールできるか

ということになるようですね!

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人の為に?・・・・?

よく人の為にと言うのは偽りが多い

などとちょっとひねった見方をする

方々もいらっしゃいます。

人の爲と書いて偽りと読むから・・・

というのもよく言われる理由

のひとつです ネ(´・ω・`)ネ

確かに声高に人のため人の爲と

云っているのはちょっと眉唾的に

聞こえてきますがこの世の中には

本当に人のために役立ちたいと

日夜努力を続けている方々が

いらっしゃるのも事実です❢❢❢

もう既に余り話題にならなくなった感が

ありますが昨年のスーパーボランティア

尾畠さん等はその典型の方でしょう。

この世の中には尾畠さんの様な

注目されようがされまいが関係なく

ご本人の意思でずーっと草の根的活動

を続けていらっしゃる方々もたくさん

いらっしゃるのでしょう❣❕❣

私の周りにもそういう活動を地道に続けて

いらっしゃる方方々がいます(^_-)-☆ 

こういう方がいらしても普段は私たち

自身が日常の生活の煩雑さに紛れて

なかなか気付かないだけなのかもしれませんネ!

 反面日常の中で人の為に何かを行うと云う

事は結構大変なことのようにも思います。

貴方の爲よと云いながら逆にその相手

の方には「小さな親切大きなお世話」と

心のなかで思われていることも有るかも

しれません。

どうしてそのようなすれ違いが起こる

のでしょう⁉

その一つの理由にそれは知らず知らずの

うちに本当に人の爲ではなく自己満足の

為にやっているということがあるのかも

しれませんね。要注意❢要注意❢

それでもやはり人の為に力をつくす

ことは大事なことです。

余り人の事に関心を寄せない現代少し

ぐらいおせっかいと思われるぐらいの

ことがあってもいいのかもしれません。

そういう活動が或る意味住みよい生活環境を

作るのに繋がっていくのかもしれません。

私が続けているクリスタルハウスも微力

ながらご縁を頂いた方々に幸せな人生を

送っていただきたい活動の一つだと云う想い

でこれからも続けて参りたいと思っています。

虹

感謝の心ー松下幸之助

「一日一話」と云う本の2月28日の項目は

【感謝の心は幸福の安全弁】という見出し

です。最初の部分を一寸引用してみますと

「感謝の念と云う事はこれは人間にとって

非常に大切なものです。見方に由れば総て

の人間の幸福なり喜びを生み出す根源とも

云えるのが感謝の心とも言えるでしょう。

従って感謝の心のない処からは決して幸福

は生まれてこないだろうし結局は人間不幸に

なると思います。感謝の念が高まれば高まる

ほどそれに正比例して幸福感が高まっていく」

というものですが 如何でしょうか?685dc168

幸之助翁は此の感謝そして素直とか熱意と

云う言葉を非常に大切にされた方ですね。

それは経験上それらの言葉を行動に移し

実践していくことが人生を幸福に導く近

だからと云う事がわかっていらっしゃ

ったからなのではないでしょうか?

否多分ご自身で体感されたからなのでしょう❣

この本「一日一話」や「日々の言葉」等

松下幸之助翁の語録が詰まった本は結構

沢山出版されています。

短い言葉の中にギュッと集約された処世術

或は生き方の基本とすべき考え方が読み易い

かたちで紹介されています。

ですから一冊読んでしまうのにそんなに時間

はかかりませんだから逆に読み易いのでざぁー

と流してしまいそうになります。

ひとつの読み方としては毎日の朝一項目

を読んでいくという方法も良いのでは

ないかと思います。それも一転読と云う

様な読み方をしていくわけです。

一転読とは仏教用語なのでしょうか意味は

一回読めばしっかりと身に染みると云う様

読み方をすると云うことらしいですよ。

深い読み方が出来ればできるだけ其れ

だけ身に付くと云う事になると思います。

そしてしっかり理解したことは実行に移す!

そうすることで一歩一歩幸福な人生に近づ

いていけるのではしょうか?

何はともあれ先人の知恵のつまった書物

時々繙くのもいいかもしれませんね。

因みに松下幸之助著作を少し挙げて

みますと

「人生をひらく言葉」「運をひらく言葉」

「人生心得帖」「素直な心になるために」

「道をひらく」「続・道をひらく」や

最初に挙げた「一日一話」「日々の言葉」等々

まだまだ他にもたくさん出版されています。

何れも文庫本もありますのでご参考までに❢

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情念の人

哲学者の梅原猛先生が先日

亡くなられました。平成の終わり

また一つ日本の良識・偉大な頭脳が

消えたような感じがいたします。

独特な視点でいろんな分野に斬り込み

新しい発想で明確に疑問点を解明して

いく姿勢は日本を理解する一つの方法

として梅原日本学といわれ多くの

ファンの方がいらっしゃいますね。梅原猛

 

哲学者と云うと何となく固いイメージが

付きまといますがその著作にふれますと

梅原猛氏は情熱の人否其れよりも情念の人と

謂った方がぴったり来るような感じがします。

丁度今年の初めに「塔」という本を読み

直したところでした。初めは仏教関連の

内容かと思っていましたが唆に非ず

古代日本歴史の問題提議的な内容で

その後の著作のきっかけとなった

ような面白内容の作品なんです❢

勿論仏教にも触れたエッセイもあります。

私が最初に目にしたのは「精神の発見」51UHSY5HKPL__SX371_BO1,204,203,200_

という本。これはもう数十年前ラジオを

聞いていた時リスナーの方がなんでも

聖徳太子のファンと云う事でこの本の

紹介をしていたのがきっかけ。

それからいろいろと読みだして特に

日本古代史を解析した「神々の流竄」や

「隠された十字架」「水底の歌」等々

特に神々の流竄などは先程言いました

ようにまるで一気に情念に駆られて書

き上げたような感じが文面から伝わって

くるような著作品❢

私にとっては此の神々流竄はこちらの気分が

落ち込んでいるときなどに読み返すと

カンフル剤の代わりになり気持ちを

前向きにしてくれるような作品です。

(ちょっと読み方が違うかもしれませんが?⁉・・・)

この本はご本人がおっしゃっているように

歴史科学としては問題点が残るものかも

しれませんが何よりもその情熱が素晴ら

しい本だと思います。

数々の賞もいただいていらっしゃる素晴らしい

著書がたくさんあるので一度手に取ってみて

はいかがでしょう。

.

私は一番見習うべきはその膨大な知識に裏付けされた

弁証法的思考の在り方と何物にも屈しないような

意志を感じさせる自信そして自分の直観力を信じ

更に具体的に問題を展開し解析していく姿勢だ

と思っています。やはり天才・奇才・異才の

部類に入る頭脳の持ち主だったのでしょう。

これからもまたいろんな著作を読ませて

いただき楽しませていただこうと思って

います。

皆様ももし気分が落ち込むようなことが

あった時は邪道かもしれませんが一度手

に取ってみるのもいいかもしれませんよ⁉

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答えは自身の心の中

昨年中ごろからご相談に来られて

ご縁を結ぶ方々が随分と増えました。

それも一回だけの相談というよりは

月に一回いわばスピリチャルなことも

含めて勉強に来られる方が増えました。

いろんな問題を抱え込んだり心の中に

悩みを隠していたり様々な不安を抱い

て来られる方が矢張り多いのですが

お話を聞きながら少し考え方の方向

を変えていくようにしていきますと

先ず顔の表情が変わっいきます。

少しづつですが笑顔が戻ってきて心が

軽くなったのかお話の内容も前向きに

変わっていきます。

そういう状態を見ているとこちらも

うれしい気持ちに成って参ります。

それがまた相手の方にも伝わり

ことばではなく空気とでも言いますか

柔らかい雰囲気がまた気持ちを和ませる

事に繋がっていっているのでしょう。

お帰りになる時はまるで別人へと

替わっているのが判ります。

矢張り心の持ち様で表情も変わる

ものなのですね。

それ自体は一時的なものかもしれません。

心の在り様も往ったり戻ったりを繰り返し

それでも積み重ねることによって少しづつ

本物へと変わっていくのでしょう。

それはご自身がご自身の中で答えを見つけ

云っていることの証だと思っています。

 

ユング派深層心理学者であった

河合隼雄先生はいろんな人生における

問題解決のスペシャリストと云う事で

沢山の著書があります。

一度は読んだという方も多いのでは

ないでしょうか?いろんな本の中で

おっしゃっていることは先ず第一歩

クライアントの心に寄添って話を

聞いていくことだそうですね。

こうすれば とか ああすればいいんじゃ

ないですかなどと云う事は一言も言わない

あくまで相手が話すことを傾聴しひたすら

一緒に考える・・・そのうちに答えは

ご自身が話している中から見つけ出して

いくと云う事になるらしいですね。

自分で見つけた答えでしっかりと問題

を解決していくと云う事に繋がるわけ

です。 勿論一朝一夕では出来る事で

はありません。

長~い年月がかかることもあるでしょう。

でもそうやって自分で悩み自分で解決

していくことは人生の糧となってやがて

大きな実りをもたらしてくれるものでは

ないでしょうか。

そのように信じながら今年も微力ですが

皆様のご相談を受けて参りたいと思って

います。

宮地嶽神社夕日

いつから始める?

何事も挑戦!

いくつになっても新しいこと始めるのは

楽しい事ですね‼

少くして学べば壮にして爲す有

壮にして学べば老いて衰えず

老いて学べば死して朽ちず

    佐藤一斎「言志晩録」より

昨年話題になった「西郷どん」が

師と仰いだ陽明学者で教育者の言葉 ❢❣

安岡正篤著「百朝集」にある言葉です。img

いろんなことに興味を持つことは

ご自身を若く保つ秘訣でもありすね‼

若さは外見も大事ですが心の若さ-柔軟性

・精神の若さが大切になるのではない

でしょうか?

特に年代を重ねた世代には見た目の溌溂

とした 雰囲気と云うのは矢張り外見を

飾るだけではなかなか保てないように

なってきます。

いつも何かに挑戦しているとか

常に新しい事に興味を持つなど内面

の充実を図ることは大切なことでは

ないでしょうか?

好奇心・探求心・向上心を持つことは

いつまでも若さを保つ特効薬なのかも

しれません。そしてそれは

空想力→想像力→創造力へとつながって

更に自分を高めてくれることになる

のでしょう?(^_-)-☆??

松下幸之助翁は「一日一話」のなかで685dc168

こう言っています。

青春とは心の若さである 信念と希望に溢れ

勇気に充ちて日に新たな活動を続ける限り

青春は永遠にその人のものである・・・・

仏教者の松原泰道師は老いて尚若き

人を「成竣」と名付けてはとおっ

しゃっています。

「女ありふたりゆく若きはうるわし 老いたるは尚麗し」

・・・・・・・

このように表現されるような人生を

歩みたいものですね⁉

いつまでも精神は溌溂と若々しく

外見は麗しいと表現されるような

人生を送るためにもお互いに

常に前向きに向上心をもって

日々過ごして活きましょう(^_-)-☆

20151028sennnyoji