近頃テレビの番組は健康を取り上げた
内容の番組が花盛り。
ちょっと多すぎるのではと思うくらい
結構毎日 各局の番組の中に組み込まれ
ているようですね。
其れだけ健康に対する意識が高くなって
いるのか!それとも単純にTVを見る年代
層が高くなっていることを反映している
だけなのか?
でもあまり健康健康と声高に言われると
変に意識し過ぎてしまうこともあるの
ではないでしょうか?
此の食べ物はこういう効果があるので
この様な食べ方をしたらよいとか
こう云う運動はコレコレによいので等々・・・
私自身思うのは日本人はやはり
日本食を中心に果物野菜を取り
ながら自然体で過ごすと云う事。
之が一番健康を保つ秘訣だと思って
います。
が現代はそうとばかりも言えない所
があるのも事実ですね。
(私もTV番組では食べ物食べ方等々参考
にしているところが沢山ありますので
あまり大きなことは言えませんね・・・)
健康であることは生活に於いて
一番の基本となる事!知識は無い
よりもあった方が役に立つもの❣
松下幸之助さんも健康であることも
仕事の内とおっしゃっています。
健康番組も必要不必要な知識を取捨しながら
楽しんでいけばいいのかもしれませんね!
では健康に関連する先人の言葉を二つほど
ご紹介しましょう勿論健康とは体だけでは
なく精神をも含めて人間関係・生活全般に
わたってのことです。
安岡正篤著「百朝集」から
ー 七養:(格言聯壁-金蘭生)ー
時令に順うて以て元気を養う
思慮を少なうして以て心気を養う
言語を省いて以て神気を養う
肉慾を寡うして以て腎気を養う
瞋怒を戒めて以て肝気を養う
滋味を薄うして以て胃気を養う
多く史を読みれ以て胆氣を養う
解)・・・・夏は夏らしく冬は冬らしく
と云う様にくらしておれば生命力は健康である
夏無闇に冷やしたり冬やたらに暖めたり
熱帯の果物を取り寄せたり 寒国の肉類を運んで
来たりして時ならぬ異味をとんだところで珍玩
するなどは生命の理に反して元気を傷める
心気は同時に心臓の気である活力である
思慮を少なくして安らかにすることが養心の
秘訣云々
中村天風語録から「一日一話」から
ー病は忘れることから治るー
肉体は生きるための道具である
頭が痛かろうがケツが痛かろうが脈は
速かろうがそれは自分がそうなって
いるんじゃない。
自分の命を入れる入れ物が故障しただけ・・・
故障は自然に心がそれから離れさえすれば
治るようにできている・・・
消極的観念が無くなると肉体の持っている
自然作用がその場所を元の健全な状態に
するために働きだすようにできている。
心の思考が人生を作る:可能な限り
消極的な気持ちで肉体を考えないよう
にするのが何よりも大切である。
特に病の時は病を忘れる様努力すべき
である。人間の健康も運命も心一つの
置きどころ・・
病は気から・・・突き詰めれば肉体の元気も
精神の健康も如何に心をコントロールできるか
ということになるようですね!