いくつになっても進化する

先日福岡のあるセミナーで体と心と食べ物の関係に

ついてお話をさせて頂いたことがあります。

クリスタルサウンド

その時私の次にお話する方が

私の話しについて話した内容の事よりも

「四文字熟語が次々でて来ましたね」

と言葉遣いに吃驚されてました。( ^)o(^ )

私としては別に意識していたわけではないのですが

結構日頃の会話にも熟語・慣用句の表現が多いのかも

知れません。

時々みなさんから「その言葉はどういう意味ですか」と

聞かれる事がありますから・・・・(^◇^)

説明は分かりやすく平易な言葉で語る

のが一番ですが、でも端的にものの本質などが

伝わるのは熟語漢語がぴったりの時もあります。

そういう意味で私は今後もこの熟語漢語を

使っていこうと思っています。

そこで仕事・人間関係にいま大切だと思う四文字熟語を一つ

ご紹介しましょう。それは克己復礼という言葉です。

現代の複雑な人間関係は知らず知らずの内にお互いが

お互いを傷つけあっているかもしれません。
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そういう関係をスムーズなものに修正し

尚且つ大いなる人望を得て成功への足掛かりを築く

基本姿勢の言葉が「克己復礼」と言えるのではないでしょうか。

経済活動の良い悪いがある意味判断の基盤となる現代では

こんな言葉はあまり関係ないように思われるかもしれません

がそうではありません。

日本の近代実業産業経済の父と言われる渋沢栄一は

「真の利殖は仁義道徳に基づかなければ決して永続するものではない」

とおっしゃっています。

仁義道徳の発露は「克己復礼」の実践

に繋がるのではないかと思います。

この言葉は現代にも確かに活きている言葉です。

一世を風靡して尊大傲慢となってしまった事業家・政治家

が或る日世間を騒がせながら檀上から消えていく例は数多

目に耳にする処です。

また身近な所にもそういう例はたくさんあるのではないでしょうか。

「克己復礼」日頃の生活のなかで心して活かしていきたい言葉です。

もう一つこれは熟語ではありませんが

中国のー淮南子ーと言う書物に出てくる言葉に

行年五十ニシテ四十九年ノ非ヲ知リ六十ニシテ六十化ス

とあります。

現代風に訳せば50歳になって今まで生きて来た

生き方が三流の生き方であったことに思い至りそれから

60歳まで修練に励んだ結果一流な人間、一流の生き方が

出来るようになったとでもいうことでしょうか・・・超訳(^◇^)。

何千年も昔の話しですから当時の50歳と言うのは現代では

60~65歳ぐらいに考えてもいいのではないかと思います。

人は気付いたところからが出発点!!

進化はいくつになっても止まるところはありません。

 

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