一歩を踏み出す

万葉集「石走る垂水の上の早蕨の萌え出づる春となりにけるかも」

「梅が香にのつと日のでる山路かな」

いよいよ季節は春です。

出会いと別れの季節!活動の季節!

いろんなことにチャレンジの時でもありますね。梅

なかには現状から一歩が踏み出せないでいる方も・・・

昭和の時代のフォークソングで泉谷しげるさんが歌った

「春の空っ風」という素晴らしい歌がありました。

この歌の歌詞のように、季節は春に近づいてているのに

心の中はまだ真冬という感じかもしれません。

そういう方は見かけは何となく頑なに見えているかも知れません。

しかし案外生真面目に自分の事、周りの事いろんなことを

考えている方にそうい方が多いのではないでしょうか。

そういう方は

自分の心をそんな風に縛らなくてももっと気楽に考えれば

踏み出し方にはいろんな方法が出てくるのではないでしょうか。

例えば一歩前へ踏み出せないのなら

一歩横へ踏み出してみてはどうでしょう。

前に出ようとするのは今迄と同じ延長線上の事ですから

キツイと感じる事の繰り返しと思ってしまうのかも知れません。

其の点横に踏み出すというのは、新鮮で

今までと違った視点、もっと言えば今までと違った

生き方でものを見て感じる事が出来るかも。

「前に踏み出しても何も変わらない、変りたいのなら横に踏み出さなくては」

と云う様な意味の事を確か石原慎太郎さんがある本に書いてました。

結構これまでと違った世界が広がってくるかもしれません。

今年は干支でいえば乙未(きのとのひつじ)に中ります。

植物が芽吹くように少しずつ兆しが表れてくる年

物事の是非を明らかにしていけば上手く事が運ぶ年でもあります。

思い切って一歩横に踏み出してみてはいかがでしょうか。

目の前に新しい世界が広がってくるかもしれません。

新しい自分を発見できるかもしれません。

 

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