百朝集第61章
消し難きの味は食するを休めよ
得難きの物は蓄ふるを休めよ
酬ひ難きの恩は受けるを休めよ
久くしし難きの友は交春を休めよ
守り難きの財は積むを休めよ
雪ぎ難きの謗りは弁ずるを休めよ
釋き難きの怒は較ふを休めよ
再び得難きの時は失ふを休めよ
格言聯壁 金蘭生
解題)
これだけ休め得たならば我々は如何に自由を得る
事であろうか。政治上、経済上その他一切の社会
的自由の内面にまた根本に、こういう自由の追求
があってこそ初めて真の人格の世界が開けるので
ある。 安岡正篤解
走る事も大切ですが一寸立ち止まって振り返って
みるのも大事かもしれません。天下分け目の戦い
「関ケ原」で勝利した徳川家康は上杉征伐の名目
で軍を結集して関東へ進軍その隙をついて石田三
成は決起その報をきいて家康はしめたとばかリ打
倒三成を一気に潰そうと急遽踵を返し大阪へ向け
急いだ。
しかし途中家康は病を発症(輕い脳卒中かな?)
少し休まざるを得ない状態と陥ったのですがそ
こは家康、其れを天の配剤と逆に活用して軍の
指揮を高めて結束を強くする事に時間をあてた
ようですね。
結果いざ関が原で闘いが始まった時は数も配置も
劣勢だった東軍が逆に圧勝。天下統一の基礎固め
ができあがったと云う事のようですね。
やはり休養も必要大切な時間と云う事でしょうか。
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