あついあついと思っていた毎日も
アッという間に涼しくなり
近頃朝晩はめっきり寒さを感じ
るようになりました(◎_◎;)
黄葉・紅葉の各地の名所も見ごろとなって
来たようです。
日本という国は本当に自然に恵まれていると
感じますね(^◇^)
そんな豊かな自然も時としては
圧倒的な威力を発揮して
人間社会を席巻することもあります。
地震・津波・台風・豪雨・竜巻・豪雪等々
そのような猛威をも含めて日本人は
太古の昔から自然を受け入れある時は畏れ
或る時は敬い或る時は楽しみ感謝してきた
のではないでしょうか。
このような豊かな自然があって日本人の
日本人たる感性を育んできたのでしょうね(^◇^)
そういえば嘗て角田忠信という方が
日本人の脳の構造について
面白い事をおっしゃっています(^^♪(^^)/
それは通常ヒトの脳はロゴス脳と言われる
左脳で論理的思考を行い
パトス脳と言われる右脳で情緒的思考を
行うといわれていますが
世界中の人々の中で日本人だけは
左脳で論理的思考・情緒的思考を
処理し右脳では直感的思考を行う
ということらしいですよ(^◇^)
世界で一番短い詩と言われる
短歌や俳句が昔から発達してきたのも
イメージ力直観力所謂感性の豊かさで
ものを見て感じて
短い言葉のなかに大きな世界を表現
できたからなんでしょうネ~(^_-)-☆
読む方も右脳を駆使して想像豊かな
イメージを膨らませることで見え
ない世界を心の中にえがいている
のではないでしょうか!!
勿論それには個人差はありますが・・・・(^_-)-☆
ここで私の好きな星野立子さんの
句でほっこりする俳句を紹介
しましょう(^_-)-☆・・・
春:ままごとの飯もおさいも土筆かな
夏:持ち重る茄子やトマトや水見舞
秋:赤とんぼとまればいよよ四辺澄み
冬:しんしんと寒さがたのし歩みゆく
等々如何ですか?(^_-)-☆
確か高浜虚子の次女でしたよね!(^^)!
才能は遺伝するのでしょうか?
それとも環境なのでしょうか?
親譲りの素晴らしい観察眼!!
真っすぐな表現が大好きなんです(^_-)-☆
このようにものごとを真っすぐ見る事が
出来たら素晴らしいキラキラとした世界
が目の前に広がってくるのでしょうね!!
そういえばあの銀河鉄道の宮沢賢治も
右脳ー直観で普通一般には見えない風景を
いつも目にしていたからこそ
あの独特の表現で独特な世界観の
童話や詩があふれてきたのでしょう!!
しかし近頃は残念なことに
季節の移り変わりが少し曖昧に
なってきている感もあります。
曖昧というより余韻がなくなってきて
いると言ったほうが適切かも・・
特に春と秋が短くなってきているよう
な感じです。
それに合わせるかのように日本人の感性も
少しづつ変わってきているのではないでしょうか?
誤解を恐れずに言えば
薄っぺらな人間性のひとが増えてきたように
思われます(◎_◎;)
イメージ力・直観力・想像力ともいえる
本来日本人に豊かに備わっていたとされる感性が
だんだん小さくしぼんでしまって心の深み
気持ちに包容力がないような人が増えてきて
いるのではないでしょか!!
そう感じさせる出来事が増えてきている
ように思いませんか?
「深憂とすべきは人心の正しからざるなり」
とは吉田松陰先生のことばです。
人心が荒廃すれば国家の存続も危うい
と幕末の動乱期にすでに人の心の在り方
の大切さについて警鐘を鳴らして
いたんですね(^◇^)
まさに今の世相にも当てはまる言葉
なのではないでしょうか?
残念ながら日本の四季の多様さ豊かさは
だんだん薄れてきているような
この頃ですがそれでも日本は美しい!!
そしていつまでもその美しさに似合う
日本人であり日本の社会でありたいものですね(^◇^)
人の心の豊かさはやはり心して
大切に育んでいくよう努力を重ねなけ